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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 「わたしの彼氏になりなさい!」 ( No.14 )
- 日時: 2011/11/05 21:44
- 名前: 果奈 (ID: p9wmxHXU)
7話
「は?」
ここは学校の裏庭。 美化委員からの帰り道
ここで俺は世の中で言う「告白」をされた。
命令口調で。
告白っていうのは、相手に「付き合って」っとお願いするものであって、お願いをするのだから口調は自分を下げる口調でいうのが世の中の常識であろう。
ましてや、命令口調なんて あり得ない。
まぁいいや。
俺が選んだ答えは 「NO」
「悪いけど無理。御免なさい。」
あいつからかえってきたのは想像もしていない答えだった。
「それは嘘よ。」
「は?」
普通は、「分かった。」とか「そう…」とか言うのが常識である。
納得いかないなら「なんで」とかいうのがまぁ非常識の中の普通だろう。
でも
他人の言ったことについて 嘘とは。
あり得ない。
俺の人生経験上の常識ではありえない。すべてがあり得ない。
もう、どうしたらいいんだ。
「俺はお前と付き合おうと思わないの。だから、お前の命令にはNOなの。断るの。無理なの。わかった?」
「わかんない…」
俺の問い詰めに少しは傷ついたようか言葉はきつくなくなったが、少しも言ってることは変わらない。
「英文に訳す?」
「いい。」
「だって卒園するときににに約束したもん。」
おい、根拠が小さいころの記憶ってしかも、恋愛とかもよくわかってない園児の時の約束を根に持つって。
誰か、幼稚園の約束を守って付き合った恋人同士はいませんか〜。さがしてま〜す。
「とにかく今から心は私の恋人なの!!」
「無理「とは言わせないから!!」
「じゃあね!!今日から一緒にかえろ!!わたし、校門で待ってるから!」
可愛すぎる貴崎の笑顔に俺は「No」って言えなくなった。
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