コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 「わたしの彼氏になりなさい!」 ( No.6 )
日時: 2012/01/18 17:55
名前: 果奈 (ID: p9wmxHXU)

3話
今の俺に気持ちを漢字2文字であらわすと
最悪 最低 落胆 終了などなど、いろんな言葉が思い当たる。

なんで、夏弥と同じクラスなんだよ 先生、俺、こいつと8年間も同じクラスになる気0です。(ちなみに、中2の時だけ別クラスでした。それでも隣のクラス…) しかも貴崎もいるし…

「へっ、心と8年間同じクラスなんて最悪で最低で落胆して俺の人生終了だわ。」
おい、俺の言葉全部パクルなよ。

「でもぉ、美和ちゃぁんと同じクラスなんて 最高で幸せでHAPPYで人生始まった気がする〜!!」
おい、人生終わったんじゃえねえのかよ。


「はーい。チャイム着席と同時に座るー。」
入ってきたのは中年の男の人だった。 どうやら俺らの担任らしい。
そいつは面倒くさそうに喋った。

「えー。私は1年間1−Bの担任をする菅和です。担当教科は国語。1年間よろしく。」

「じゃぁ、入学式まで時間あるから自己紹介してもらいます。」

って俺1番じゃねぇかよ!!ついてねぇ。

「安宅心です。 西中から来ました。 高校ではサッカー部はいるつもりです。よろしくお願いします。」
我ながら平凡すぎる自己紹介であった。

「2番、飯塚裕美です。趣味は漫画を読むことで…」
「3番。池村光です。 心と同じく西中から来ました〜。趣味は…」

「次。5番。」
「上村夏弥、趣味はサッカー!!!青春満喫したいです!!こう見えてアイス大好きです!! 気軽に話しかけてねよろしく!!」
笑いをとりやがった。 さすが、美女のいる前だとムードメーカー絶好調になる。
この前、趣味はサッカーとチャットって言ってたのに、オタクと思われるのが嫌なのか、思いっきり隠しやがった。


「次。12番。」
「はい。貴崎美和です。ショッピングとトロンボーンを吹くことがが好きで、高校でも吹奏楽部に入ろうと思っています。 アメリカから帰ってきたばかりなので日本の生活には慣れてませんが、よろしくお願いします。 」
一気にクラスがざわめく。 「かわいいー」とか「アイドルみたーい」などの声が聞こえてくが、菅和の咳払いで静かになった。
 
「次。15番」
「はい。 倉田梓です。趣味はカラオケとスイパラに行くことです。」
またもや、クラスがざわめく。 その原因は容姿にあった。
黒いストレートの髪 大きな目 桜色の頬 客観的にみるとかなり可愛い。よくある漫画で目がハートになるシーンがあるが、こいつ。夏弥が見事にその状態になっている


「動物が大好きで、馬と寝ることが密かな夢です。 よろしくお願いします。」
またもやざわめいた。 馬と寝ること…?馬と一緒に寝ること?
馬が布団の隣にてsleep状態?

この人はなんか可笑しいと思ったのは俺だけではなかった。
夏弥の目はまだくっきりとハート型である。


「次、27番」

「はい。」
そういうと、づかづかと教壇の前に移動した。 
「おい、花田。自己紹介は自分の席d「27番指名いただきました。 花田純玲です。 」

……?
「ちなみに。純粋の純に鈴とかいてすみれと読みます。 わたしは、力
を付けていずれは生徒会長となりこの学校を制覇します。」

……???????????

「ちなみに趣味は和歌と演劇。 わたしのなまえをすぐさま覚えなさい。 では。」

……

なんなんだ。 なんなんだ 


どうやら、このクラスには変わり者が多いらしい。 

まさに最悪で最低で落胆して俺の人生終了だ…