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５話

「本当！！貴崎さんやってくれる？」
「はい！」

その瞬間　なにもやらなくていい楽をできる男どもが一斉に手を挙げた。
当然　夏弥も。
「俺、美化委員やりたいです！！」
「安宅さん本当はやりたくなかったそうなので俺、代わりにやります。　心　俺がかわりにやってあげる☆」
「俺が譲ります！！」
「おれ、帰宅部入部希望なので楽だから俺が譲ります！！」
「おれが譲りｍ「おーれーがー譲りまーーーーすっ」
男子ががやがやと五月蠅くなる　まぁ俺にとっては心底ありがたいことである

「おれがやりｍ「だぁまぁぁれぇぇぇぇぇぇええええええ」
花田さんがチョークを真っ二つにおる
それを合図に男子のざわめきが嘘のように治まる


「安宅が1一番まともそうなの！！私は安宅君を推薦する　それ以外誰も立候補するな」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ」

「俺はこいつ(夏弥)に強制的にやらされたんだからそんな人より立候補した人の方が仕事を真面目にやってくれるだろ〜」
っていう俺の心の叫びは通用しなく

結局美化委員は　おれと貴崎になった。