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「えっと、これとこれと・・・」

グリフォンは家にあった家具を必要なものはスカイ・シップに積み、残りは売ってしまった。

「無一文は厳しいしな。」

家も売ってしまった。

だが、１人でいくのは心細い。

近くの街にあった、『A・C・O』に向かった。

「A・C・Oです。ご用件は？」

「仲間を２人ほど欲しいんですけど。」

「かしこまりました。ジョブの指定などは？」

「えーっと、剣士と武闘家で。」

「こちらの２人になります。」

「じゃあ、明日ここに来ていただけるようにお願いできますか？」

「かしこまりました。」

「結局出発は明日か。」

グリフォンは複雑な気持ちでスカイ・シップで一夜を過ごした。



「もう来てますか？」

グリフォンは係員に聞いた。

「ええ、いらしてますよ。そこのテーブルです。」

係員は言った。

グリフォンは一礼してテーブルへ向かった。

「はじめまして、グリフォン＝エヴァンスです。」

「あ、依頼していただいてどうもありがとうございます。武闘家のショット・エドワールです。よろしくお願いします。」

「あたしミール！一応剣士だけど。魔法もちょっと使えるよ！」

「早速、僕の船に。」

３人はスカイ・シップへ向かった。

「いい船だね！」

ミールが言った。

「えっと、それぞれに部屋を用意しているのでどうぞ。」

ショットとミールは自分の部屋を見た。

「おお！凄いな。」

「すごぉい！」

「今日からここで生活していただきますが・・・」

「「もちろんです（だよ）！！」」

３人の冒険は今、始まった。