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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 【おいで】 ( No.6 )
- 日時: 2011/12/24 15:22
- 名前: 狼鳶 ◆InzVIXj7Ds (ID: JiXa8bGk)
【おいで】
日曜日の午後。直也(なおや)に呼ばれて直也の家に来たのに、呼んだ本人が
ソファの上でずっと読書をしている。
「そっちが呼んだくせに…」
私はボソッと呟いた。
その言葉が聞こえていたのか、直也が読書を止め
「どうした?」
と訊いてきた。
「別に…」
私は愛想悪く言ってしまった。
気まずく思って俯いていると、直也は困ったように笑いながら
「こっちおいで」
と自分が座っている隣をぽんぽんと叩いて言った。
恥ずかしくなりながらも、私は直也の隣に座った。
すると直也は行き成り私を抱き締め、そして
「ごめんな。寂しかっただろ?」
と意地悪な顔をして言った。
「…馬鹿じゃないの…」
私はそう言い、力一杯抱き締め返した。
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【後書き】
“おいで”は私が言われたい台詞です!(笑)
言われたいぃぃぃ!!
…すみません、取り乱しました。
ほのぼので甘〜いひと時は書いてると のほほ〜ん、とします。
切な系を書いた時と大違い(笑)
あ、アンケ実施しました。
良かったらご協力お願いします^^
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