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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: バカ執事!! ( No.16 )
- 日時: 2011/11/06 22:20
- 名前: 麻優 (ID: 3eop5mZb)
「あのねぇ、智歳……その神出鬼没さはどうにかならないの??」
「……あぁ、昨日転校してきた」
情報早っ!あ、でも瞳って情報通だっけ??
それでいつも新聞部に追っかけられて……。
「そうそう。いつも大変なのよ」
「で、その話どうでもいい。いいことってなに??」
アンタに言えるわけ無いでしょうが!!
「ひ、瞳、後でメールで連絡する」
「ちぇーケチ!!おま……コホンッ。桜……さんの意地悪!!」
い、意地悪はどっち……。
あー、もうやめた。まあた私が負けて、夜寝れなくなるだけだし。
やめだやめ!!
『なんで相手してくれない??あぁ〜ひまだなぁ。俺さ、まだ遊び足り無い……』
バシッ!!
「痛そ……」
瞳がつぶやく。
痛そうじゃなくて痛い。これまちがえちゃだめ。
だって、私が食らわせたのは……
「なにすんだよ!!いきなり平手打ち食らわせやがって!!」
そう平手打ち……って、わぁ!!
ザワザワ……
はぁ……失敗。
まさか男口調に戻っちゃうなんて……しかも大声!!
「お騒がせして申し訳ありません。かれ……彼女、イラツクと男口調になってしまうんです」
実際男だけど?
「決して男ではありませんから」
いやだから、男。なんて言えない。だから、この気持ちをニコヤカ笑顔でごまかす。
これぞ現役生徒会長スマイルだ。
だれも私には逆らえない。このスマイルさえあれば。
「あぁ……なんだ。びっくりした」
「男がいるのかと思いましたわ……」
ホッ……。
って、私智歳のこと助けちゃった。
でも、あれは仕方ないよね??だってあのまま放って置いたら後が怖い。
——この日から、私の気持ちが変わっていった。今日が、合図。すべてが変わることの……。
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