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- Re: 初恋の唄 第1章 1話 ( No.2 )
- 日時: 2011/12/24 18:20
- 名前: 凛華 (ID: meZEZ6R0)
1話 春は本当に出会いの季節?
美羽side
「美羽、起きた?今日から中学生なんだからはやくしなさい!」
「ん?……はーい」
そう、今日から美羽は中学生になる
初めての制服に腕を通し
下へ向かう
「ママーご飯は?」
精いっぱい言ったつもりだったが、美羽の母、明美には聞こえていなかった
階段を駆け下りてリビングへ向かうと
そこには
朝からイチャついてる美羽の父、陸&明美がいた
「あ・け・み ほらあーん」
「もうパパったら あーん」
「……ねぇ」
「「へ!?」」
シーン
静まり返ったリビング
今何かを落としたらずっと響きそうなくらい
静かだ
その沈黙に耐えられなくなったのか、明美が
「あっ朝ごはんとって来るね」
逃げた
「明美っ!!」
「パーパ?逃がさないよ。毎回、朝っぱらからイチャつかないでっていってるでしょ」
「だって、明美があまりにもかわいk」
「惚気は聞いてない!!」
「美羽は恋をしたことがないから分からないんだよ」
そう、美羽はまだ1度も恋をしたことがない
「恋なんて、必要ないよ」
「そんなことない。丁度いいじゃないか、春は出会いの季節とも言うからな」
「フっ出会いの季節ねぇ。ありえない」
明美が朝ごはんを持って戻ってきた
「さぁ、朝ごはんにしましょう」
「うん」
ご飯を食べ、学校へ行く準備をした
ふと、時計を見ると
まだ時間がある。
壁際に飾ってある写真を見る
そこには、従姉妹の陽菜(ハルナ)姉とあたしと陽菜姉の彼氏の写真
「恋って、分からない」
「美羽!遅刻するぞ!」
「今行く」
家を出て、学校へ向かう
クラス発表を見て教室に向かう……前に
親友を探さなきゃいけない
「律ー!律ー!どこ?」
「おーおー待たせたね、美羽」
「律(-_-;)おはよ」
「おはよー、じゃあクラス行きますか」
「うん」
この時、もう運命の歯車が回り始めていることを
あたしは知らない
★予告★
2話 自己紹介って何言っていかわからない
教室へ向かった美羽達
そこに、女の子に囲まれている男子が!?