コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔法が使えない魔法少女ッ!◆魔法ネタ使用、マネOK!◆ ( No.14 )
- 日時: 2011/11/22 12:39
- 名前: 初音カノン (ID: G5Z6Lx0v)
【ふ・た・りで特訓☆】
「魔法運動会開催じゃ☆」
陽気に前で回ってるのが「オニオン」校長先生です☆見た目がタマネギだから、いつの間にか定着していたのだ。
「また始まった、オニオン校長の舞…。」
オニオン校長の踊りを見て呆れているアルアだが、別に私は嫌いじゃないわ〜〜。寧ろ見てて面白いんだけどーー…。
この学校の生徒の約半分は冷たい目線で見ている。半ば先生も冷たい目で見ているけど、オニオン校長は無視…ってか気付いていない。
私は知ってるんだけどーー魔法文字担当のロイド先生は、この時だけしかめっ面じゃないんだよねー。
「魔法運動会の景品は魔法遊園地招待券じゃから、皆頑張るが良い☆」
そう言うと、コウ(初登場だし☆)が嬉しそうに騒ぐ。
「いやっほぉぉぉ!」
「しかし…最下位のグループは夏休み中の掃除&補習だから、頑張るんじゃ☆」
{{{{{{{{マジかよッッッッ…なんでやねん!!(一同)
誰も言わなかったけど、百%みんなの脳内、コレ。
勿論私も思うけど…体力には自信アリ☆なのさぁぁ!
「じゃじゃ、ガンバるのじゃ☆」
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んで…。チーム分けは、aからeまでで、五チーム対抗戦です☆玉入れ、ボール転がし、二人三脚、etc…。みんな補習も掃除も嫌なので頑張っていますが……(説明面倒だからナッシング☆)
「おいミア!もっと真剣に…」
「うぉぉぉぉぉぉッ」
ズテーーーンという効果音が合うこけ方…。なんと二人三脚で、しかも相手はバルッッ。一言付け加えるならば最悪の2文字しかない。運動神経が良い(はずな)私でも、嫌いなヤツと同じだと無理だ!
っていうか、二人三脚は2人の意志が合わないと無理なんだ!クソ…
「何ぼそぼそいってんだ!やるぞー。」
「うッ……」
「ミア〜〜」
う…この声は…。恐る恐る後ろを向くと、やっぱりそうだった。
「ミワ、ミアが居ないとつまんない〜〜〜ぃ」
この子はミワちゃん。女の子だけど、この子は少し…いや、もの凄く特殊な子。
「バルの癖にッ。ミアは渡さないモンッッ。」
「ミワちゃん。コイツは確かにウザイけど、相手になったからには練習しないといけないの。分かった?」
「ぶーー。しょうがないな、バルに特別にさわらせてあげるわ。有り難く思え!クソバル!」
「……」
バルは無言だけど、不機嫌。怒ってる怒ってる…こわッッ。
まーその後。ミワちゃんは大人しく帰り、私たちは泥だらけになりながら練習を続けた。