コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔法が使えない魔法少女ッ! ( No.3 )
- 日時: 2011/11/20 17:52
- 名前: 初音カノン (ID: G5Z6Lx0v)
【いつもと変わらない日常】
「アルア〜、魔法書そんなに面白いの?」
「面白いも何も、勉強してるの…」
私の隣で熱心に魔法書を読んでるこの子がアルア。
親友であり、頼りがいのある先生みたいな存在である。
取りあえず天才で私とは頭の作りも細胞も何もかも違うと本気で思う。
因みに完全にアルアに呆れられているのが私、ミアです!
嫌いな物勉強。嫌いな事勉強。嫌いな言葉勉強
こんな感じでとにかく勉強が大嫌い。
なのに、そんな私でも賢い方の魔法桜神学院に入れた。
コレは全部アルアの御陰だ。
「ま〜た、お前ボケーっとして。あほ面出過ぎだろッ…」
「……うぁッ」
後ろからバル(♂)にデコピンされた…。いったーーぃ…。本当に容赦の無いヤツだと思う。こっちは乙女なんだぞッッ!
「あほ面なんかしてないモン!!」
「今のがあほ面じゃなかったら、何があほ面なんだッ!?」
でも…こんなヤツでもバルは学院一モテるらしい。ファンクラブとかも有り、私とバルが喋っているのを恨んでいるとか聞いた事が有る。こんなヤツの何処がいいんだか。私的に断トツうざい人ナンバーワンなのに…。
「お前さ、明日魔法小テストあるのに大丈夫なの?」
「ま…マジかッ!!」
内容は何だっけ?ノートを開く…
飛ぶ…飛ぶ?と・ぶ?無理無理ーーーーー
「明日のテストなんか飛ぶだけでいいんだよなー。楽勝楽勝。」
「……飛ぶ…」
無理無理ーーーってかコイツは何でこんなに余裕なのだろうか?
殴りたいッ…でも今はそんな事言ってる場合じゃ…
「お前できねぇの?」
「………ぅん」
『ありえねぇ』とか言われる。絶対言われる…。コイツは取りあえず
私を馬鹿にしている。ま、本当に馬鹿だから←((オイ
「しゃーねぇな。教えてあげよーか?」
「マジで!?」
超絶意外だけどいぃヤツだったんだ!!尊敬する!
賢いヤツで良かったし!もう最高☆★
「うーん……んじゃ、使用料100pで」
全言撤回します。
コイツ、ヤッパ最悪です。