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その夜。

携帯にはコウからの着信有りだった。
電話もメールも来た。でも…。

嫉妬…なんて言えない。
他の女の子に超しょうもない事で嫉妬だなんて…。


メールがまた一件来たようだ。
因みにコウだけが特別な着メロだ。



恐る恐る携帯を開く。

『着信９件　メール７件』

最新のメールを開く。


『コレって勘違いしちゃって良いの？』

…？

メールは下に続いていた。

『俺さ…お前の事好きなんだ。』


…！？



嬉しい。嬉しい…。それでもまだ内容は続いている。

『ドア開けて下来て。』


下？驚いて窓の下を見ると、コウの姿があった。
急いで下に降りる。

「よ…よぅ」


何処かぎこちない。

そ…そっか
告白したけど返事貰ってない状況だもんね


「コウ、私もっっ伝えたい事が有るの！」

コウへの気持ちを全部、一言で伝えたーーー。