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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 運命☆改革 ( No.26 )
- 日時: 2012/06/19 20:03
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「なぁ吼弼…運命を変えるにはどうすればいいんだ?」
ゴキちゃんを始末し終えた吼弼は肩をびくっと震わせた。
「…やはり、そうきますか…」
「は?」
「いえ、いつか紅音殿が運命を変えたいとおっしゃるだろうと思っておりましたので…こんな早いとは」
早いって…。
紅の姫や吼弼が来たときから運命のクソ野郎、って思ったけどね?
「そもそも吼弼たちって、何でココに来たんだ?」
「それは…未来の紅音殿が自分の人生を後悔しすぎて、今精神的に病んでいらっしゃるからです。もう、手のほどこしようがなくて♪」
なんでそんなに楽しそうなんだ。
未来の俺が病んでいくのがそんなに面白いのか?
「後悔…するだろうな。だから、運命を変える方法を教えてほしいんだ」
口の端が少し上がっている吼弼を真剣な顔で見た。
吼弼の顔も真顔に近くなった。
「運命☆改革をするしかありませんね」
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