コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

運命☆改革 ( No.6 )
日時: 2012/05/20 13:32
名前: みお (ID: VEcYwvKo)

『タイムスリップ』————

それは,自由自在に過去や未来にいけること。

しかし,ドラ●もん等以外には実際にタイムスリップしたという話を聞いたことがない。

俺だって,できることならタイムスリップして
過去に戻ったり未来の自分を見たりしたい。


キーンコーンカーンコーン

読書終了。
今読んでいる本はタイムスリップについての本。

克稀にすすめられて読んでいる。
正直あんまりおもしろくない。
あ,克稀ってのは俺の友達。
馬鹿友達というんだか,学校に来る理由がコイツと馬鹿やること以外にない。

「よっ,紅音!!今日暗ぇな??その本面白いだろ」
考えていれば来た。
「あんまり」
「おいおい,どうしたんだよ。超暗い」
「お前はイチイチうるせえんだよ」
「ぅわ〜,紅音くんひどいっ!!克稀泣いちゃうっ」
「キモい」

成績もまずまず,恋もしていない俺にとって克稀を一言でいうと
『生きがい』

重すぎかw

克稀には彼女がいる。
男子の中でも人気な,佐野亜華羽って子。
上品で,美しさがあって凛としているというか……。

あーはいはい,どうせ俺は亜華羽の事,気になってますよ。

「どした??何ぼーっとしてんだ」
なんだこのルックスS野郎。
「なんでもねぇよ」
「亜華羽のこと考えてた??」
図星☆
克稀はなぜか,俺が亜華羽の事気になってるって知ってる。

「亜華羽なら誰にもゆずらないからな??」
「知ってるよ…ゾッコン君♪」
ふっと笑うと,克稀はキレた。
「っこいつっ,馬鹿にしやがって!!」
「結婚考えてるんだもんな??」
「ぎゃああああ!!!!!!そんなでっかい声で言うなよ!!!!!」
焦ってる焦ってる。

なんか,克稀的には将来まで想像,…おっと違った,妄想が膨らんでるらしいけど。
そういう事を亜華羽に言ったのか!?こいつ!?!?

「言いましたよ」
顔を真っ赤にして克稀が言う。
「ぬっ!?!?」
「お前,考えてること顔に出しすぎなんだよ笑」

【そういう事を亜華羽に言ったのか!?こいつ!?!?】
ってどんな顔してたんだよ俺。

「以心伝心なんだよ」
にやけながら言うと,克稀の顔が少し青ざめた。
「うげ」
本気か??こいつ。
まぁ,俺的に克稀は親友だと思ってる。
でも一方的な感情だったら恥ずくない!?!?
やばい。
あっち系に目覚めそう…☆

そんなこんなで俺と克稀はうまくやっている。

「『そんなこんな』でまとめやがった!!」
また克稀が言う。
「俺じゃなくて,作者の文章力がないんだよ」

「そこ言っちゃだめだろ」

これが俺の日常生活。