コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

第三話 俺はなぜこいつと付き合った事になっているのか。 ( No.6 )
日時: 2011/12/23 12:53
名前: 秋山レキ (ID: xJq/HYyx)

ぷっ、ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ。
「う、う〜んっ」
目覚ましの音で俺は目を覚ました。
俺は体を起こして、目覚ましの所に手を伸ばす。
手、手を伸ばす。
手、手〜を〜、手、手、手っ!
ぴっっ。
「ふぅ〜」
昨日、そういえば寝る前時間確かめる時に、机の端に置いたまんま寝たようだ。
時間は・・・
昨日は疲れたから夜更かしせずすぐ寝たから大丈夫だろ。
7時か。なら大丈夫だ。
日付も始業式の日。
よし大丈夫。ご飯でも食うか。
今日はパンで良いな。
そして俺は、下のリビングに行く。
なぜ俺は日付を入念に確かめたかというと、
昨日、始業式と間違えて登校してしまったからだ。
親に教えてもらうにも仕事で海外にいるし
姉は・・・居場所が分からない。
ある日ふらっと家を出たと思えば、3年は帰ってきていない。
そんなことを考えながら、俺は階段を降りる。
リビングに入り、キッチンへ行く。
トースターに食パンを入れ、電源を押す。
焼けるまで制服を探した。
適当に積んであった服の、一番下にあった制服を取ったところで丁度パンが焼けた。
パンにジャムを塗り、噛みつく。
うん。いつも通りの味だ。
二枚焼いたパンを両方食べ、制服に着替える。
歯を磨き、準備は完了。
洗面所に行き、髪をセットするため、鏡を見る。
口の周りに、ジャムがついていて、少し顔が赤くなる。
ついでに顔を洗うのを忘れていたので、口周りを重心的に洗う。
よし。コレで準備完了。登校しようかなっと。
俺が家を出たのと同時に、つららが来てゾッとしたが、気にせず行こう。
俺が歩いてるとき、つららが
「顔洗った?」「ご飯食べた?」「歯を磨いた?」等と聞いてきたので、
俺は適当に答える。後でめんどくさいからな。
つららの質問に答えてると、気付いたら学校だった。
「ねぇ聞いて」
「おい。着いたぞ」
「えっ!うん。あぁうんうん。はい着いたね」
つららが言い切る前に俺が言ったため、慌てて慌てて答えた。
さて、クラス分けでも見るか。
クラス分けを見るまで、つららが横に着いてきたので、
「キャ〜カップルかなぁ〜?」とか「リア充は死ねェ・・・」等聞こえてきたが、
受け流すことにしよう。
え〜と、有沢紅。有沢紅っと、
一年一組か。ついでに、つららもしおりもいた。
おっ!薫桃って奴もいるな。
自己紹介の時に、確かめて、休み時間に渡すか。
そう思い、俺は校舎に入る。