コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 第四話 俺はなぜ変人たちと仲良くなっているのだろうか。 ( No.7 )
- 日時: 2011/12/23 15:38
- 名前: 秋山レキ (ID: xJq/HYyx)
校舎の中に入り、一年一組を探していた俺とつららは、クラスの前にしおりがいた。
「うぃっす」
「おはよぉ〜」
こっちを向き、しおりはビックリした様子で行った。
「おお、おはよう。紅と姉ちゃん」
こいつの名前は、氷上しおり。
つららの双子の弟だ。
名前もそうだが、もの凄く可愛い。
中学の時、ファンクラブがあったくらいだ。
男だけどな。
という事を思いながら、ボーとしていたら、しおりが、凄くキラキラした目で俺を見てくる。
そういえば、休日中に「ランニングをしていた」ってつららが言っていたな。
そして、「男みた〜い」って、言わせてやるって意気込んでたな。
まぁ男なんだが・・・。
まぁ俺は一応空気を呼んで、言っておくか。
「おっしおり、男らしく・・・」
「最近私が寝てるときに帰って来て見なかったけど、全然変わってなむぐっ!」
「お、おい!つらら」
俺はつららの方を見て、急いでつららの口を手でふさいだ。
「・・・。」
し、しおりから声がしない・・・。
俺はそーと、しおりのほうを見た。
しおりは上のほうを見て、呆然としている。
いや、呆然というか、立ったまま気を失っている。(!)
「お、おいしおり。お〜い」
俺は、つららの口をふさいでる手を離し、しおりの両肩を揺らす。
「う、う〜。はっ!」
うおっ!目が覚めた。
「ふふっははっあっはははははは〜」
かと思ったら、急に笑い始めた。
顔は笑ってないがな・・・(汗)
「さぁ〜行こうか〜ねえちゃ〜んとこ〜お」
半分壊れた感じで、教室の中に入っていく。
しおりがいた所が、1年1組だったのか・・・。
気付かなかった・・・。(赤面)
さて、中に入るか。
「席どこだろうね〜」
つららが言った
「そうだな」
「席隣だといい」
「お前のはあそこじゃないか?」
「えっうんそうだね」
危ない。全部言わせるところだった。
えっと、俺の席は・・・っと、
窓側の、一番後ろか。
俺は席に座り隣を確認した。
えっと?
しおりか・・・。
前は、知らない奴だな。『あにやま かげ・・・とう』?まぁいいか。
大人しいやつだといいな。
そんな淡い期待をしてたら、風が強くなったので、窓を閉めたら、先生が来た。