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Re: 聖なる夜の贈り物 ( No.7 )
日時: 2012/01/02 00:42
名前: 烏兎 (ID: JDkUYYgc)




 七.



 その日の夜、街外れのお屋敷のベッドの中でぐっすりと眠る

双子の魔女の元に、若いサンタクロースがやってきました。

窓の外では、ステラの灯した明かりがフロラの積もらせた雪を

ぼんやりと照らしています。



「今度は僕の順番だね。メリー・クリスマス。」



 二人の枕元にプレゼントをそっと置くと、

翡翠色の瞳をしたサンタクロースはまた、優しく微笑みました。