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人物紹介

夕華
　『黄泉の花屋』の店主でこの物語の主人公といっても過言ではない少女。見た目は十歳の美少女だが、実際はとんでもない年齢らしい。幽霊（と思われる）。レンゲソウの物語で本名が明らかになった。
→夕華の絵です>>35

おばあさん
　本名不明。クローバーの物語で初登場。何時も商店街をブラブラしている。妖だが何の妖かは不明。月宮に対しては厳しい。

夢想
　十歳ぐらいの少年だが、結構長生きしている。レンゲソウの物語で初登場、アザレアの物語で本名が発覚。獏の妖で、良い夢を見せるのも悪い夢を見せるのも可能。蘭と仲がいい。

月宮
　外見は大学生ぐらいの妖。何の妖かは不明。カタツバタの物語で初登場。かなり口汚い。

白花真紅。
　外見は十七歳ぐらいの少年。服装は茶短髪に半ズボン。女の子っぽいが、実はれっきとした男。サトリの妖である。癒し系で、子供の世話が大好き。夕華を「お姉ちゃん」といいかけて、「店長」と言いなおしている。誠也と仲がいい。

笹原　イチゴ
　この物語の準主人公。四歳。母親が『黄泉の花屋』へ行ったことがある。イチゴの物語で初登場。クローバー（四葉）の物語で名字が発覚した。ワスレナグサの物語で、蜻蛉の妖である、「陽炎（ヨウヒ）」と仲が良かった。

遠山　蘭
　この物語の準主人公。十六歳。強い霊感と霊力を持っており、巫女。レンゲソウの物語で初登場。それ以来、『黄泉の花屋』に入り浸っている。少しＳだが、涙脆く、優しく包容力がある。アンズの物語で誠也と恋人になった。夢想と仲がいい。

原宮　麗
　蘭の小学校時代からの親友。通称レイ。シネラリアの物語で初登場。とても明るく美人だが、打たれ弱い一面も持つ。ただし大体ふざけている為本気にされない。怖がり。『黄泉の花屋』の常連客になる。

結城誠也
　蘭の幼馴染。両親が警察官と鑑識課なので、自身も鑑識課を目指している。空手有段者の為高校では「男っぽい」「硬派」「かっこいい」と言われているが、中学校の時はかなりガキだった。両思いなのに、ささやかな事（？）で蘭と喧嘩していたが、アンズの物語で和解、恋人になった。喧嘩の原因となった、「妖の全否定」は、今は無くなった。真紅と仲がいい。『黄泉の花屋』の常連客になる。

八ツ山　侑子
　中学一年生。成績が良かった為、私立に進学したが、いじめられ自殺を計る。