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碧の出会い:第1話 ( No.10 )
日時: 2012/01/29 10:45
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

【本家——】

小金「今日は情報収集の日だ」
若葉「もうそんな日か」
琥珀「今回の担当を発表する。今回はゴールド、リーフ、チェリー」
桜「私!?」

来たばかりのチェリーが情報収集に行く事になった

若葉「大丈夫、俺たちと一緒に行動するから」
小金「後町では俺の名前、小金って呼べよ」
桜「小金さんですか?」
若葉「オレは若葉な!」
桜「うん」

戸惑うチェリーにオレンジが説明した

蜜柑「ゴールドとかリーフって呼んだら国血って気づかれるでしょ」
桜「あ、そっか」

準備をする3人

白夜「さて、行ってらっしゃい」


【町——】

小金「桜、この茶屋の団子おいしいんだぞ」

小さな茶屋の前でゴールドがチェリーに言った

??「あら、小金君に若葉君」

その店から団子を持って女性が出てきた

若葉「水晶みなあきさん!」
水晶「その女の子は誰かしら?もしかして若葉君の彼女?」
若葉「ち、違います///!」
桜「只の友達です///!」

—友達—

友達?

本当にリーフは只の友達?

違う

仲間?

違う

私を連れ出してくれた人

とても優しい人

とても………?

若葉「桜?」

気が付けば私は黙っていた

桜「大丈夫だよ」

私達はお金を払って店を出た


【森の中——】

若葉「そういや小金さんどこ行った?」
小金「情報集めて帰って来たよ」
桜「どうでしたか?」
小金「璃羅と彌羅で戦争が起きるらしい」
桜「そんな!」
若葉「砂羅まで巻き込まれます!」
小金「それを俺たちで食い止めるんだ」
若葉「そうですね…」

3人は沈黙した

ガサッ

近くの草むらが揺れた

小金「役人か!」
桜「待ってください」

チェリーはそう言うと草むらに近づいて草を掻き分けた

若葉「女の子…」

金色の髪の女の子が傷だらけで倒れていた

小金「国血の子だ、基地に運ぶぞ」


【本家内部——】

琥珀「お帰り…ってどうしたのその子!」
小金「帰りに拾った」
蜜柑「この子、神に色が出るタイプだ」
??「ん…」

少女は目を覚ました

銀「大丈夫か?」
??「近づくな!」
白夜「落ち着いて!」
??「近づくな!来るな!」

少女は暴れた

桜「落ち着いて」

チェリーが歩み寄る

??「いや!」

少女はチェリーの頬を引っかいた

??「あ…」
桜「落ち着いた?」
??「ごめんなさい…」
桜「ここに居る人はみんな貴方と同じよ、さあ、名前を教えて?」