コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

銀の想い:第3話 ( No.27 )
日時: 2012/02/03 21:55
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

小金「シルバー」
銀「はい」

ゴールドは厳しい顔で言った

小金「頭首として命じる。璃羅に行き、少女を保護せよ」
銀「わかりました」

シルバーは璃羅に向かった

シルバーがさっきまで居た場所で二人は話した

若葉「いいんですか?言わなくて」
小金「誰にも言って無いぞ、俺」

呆れながらゴールドは言った

若葉「見てればわかりますよ、ホワイトさんがシルバーさんの"姉"だって事ぐらい」
小金「そうか」
若葉「俺には姉とかいたのかな…」

リーフは悲しそうな顔で言った

小金「俺にはわからないな…リーフにしかわからないことだ」
若葉「その俺がわからないんですから、一生わかりませんね」

二人は笑った



ー璃羅の町外れー

銀「調査のときはここだったよな」

シルバーは少女を探して璃羅に来た
とそのとき

??「うぅ…」

血まみれの少女が倒れていた

銀「大丈夫か!」
??「はい…役人に追われてて…」

(俺はこういう人に縁があるのか?オレンジの時といい…)
※オレンジも役人に追われてるところをシルバーに助けられました

銀「国血か?」
??「え?」
銀「国血かどうか聞いてるんだ」
??「はい、国血です」
銀「だったら来い!」

シルバーは少女を背負った
そして本拠地まで連れて行った



ー本拠地ー

小金「おかえ…り!?ちょ!血まみれ!」

シルバーが帰ってきて早々驚くゴールド

琥珀「あら、また新しいメンバーが増えたわねえ」

呑気に見物するメノウ

蜜柑「私が連れて来られた時もこんな感じだったんだ」

いろいろと考えているオレンジ

五月「ほえー血まみれだなあ」

メノウに続き普通に見物するルナ。

碧「血のにおいが充満してるの!鼻が痛い!痛い!痛い!」

人一倍嗅覚がすごいから死にかけのサファイア

桜「キャーー!手当てしないと!血を先に拭くんだよね!えっとえっと…」

無駄に騒ぐチェリー

若葉「チェリー、落ち着いて?」

それを落ち着かせるリーフ

白夜「…」

心ここにあらずのホワイト

銀「とにかく落ち着け」

血まみれの少女を背負いながらシルバーは言った


ー数分後ー

小金「えっとまとめると、行った時にはすでに役人に追われてたのか」
琥珀「それで助けたのね」
銀「ああ、どうだチェリー」

シルバーはチェリーに聞く

桜「そこまで外傷は無いです、この血は飛び散っただけですので」

まるで医者のように話すチェリー

蜜柑「ふう、ちょっとびっくりしたわ」

安心するオレンジ

五月「てかこいつ誰?」

今全員が気になる事をスパッと言ったルナ

銀「誰だ?」
若葉「知らないんですか?」
銀「聞く時間なんかなかった」
??「う…」

少女が目を覚ました