コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 銀の想い:第4話 ( No.28 )
- 日時: 2012/02/03 22:48
- 名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
??「ここは…どこ?」
少女が聞いてきた
銀「ここは国血が集まるところだ」
??「あ、先ほどは助けていただきありがとうございます」
銀「ああ、ところでお前の名前は何だ」
シルバーはスパッと聞いた
??「天音、レインって呼んで」
彼女は答えた、別名も一緒に
小金「じゃ遠慮なく、レイン、ようこそ革命軍へ。俺は頭首の小金。ゴールドって呼んでくれ」
ゴールドが言うと
琥珀「はじめまして、私は革命軍の副頭首の琥珀よ。ここではメノウって呼んでね」
銀「俺は銀、シルバーと呼んでくれ」
蜜柑「蜜柑です!オレンジって呼んで!」
碧「碧なの!サファイアって呼んで!」
みんな自己紹介をした
琥珀「リーフとチェリーも自己紹介しないの?」
琥珀は二人に聞いた
桜「あ、はい。桜です、チェリーと呼んでください…」
若葉「若葉…リーフって呼んでくれ」
全員が終わった…と思ったら
天音「あの人は?」
ホワイトを見ながら言った
小金「彼女は白夜、ホワイトって呼んでやってくれ」
琥珀「今彼女は、<心ここにあらず>って感じだからねえ」
二人が紹介した
メノウは紹介と言うのかわからないが
天音「そう」
天音は聞いたにもかかわらず興味が無いようだ
桜「フフフ」
若葉「どうしたチェリー?」
桜「女の子が多いなと思って」
若葉「男子来ないかな?」
桜「さあ?」
二人も二人でほのぼのと話していた
ーその夜ー
桜「リー君…」
蜜柑「誰それ?」
チェリーの呟いた名前が不思議に思うオレンジ
桜「幼馴染だった子」
碧「どんな子だった?」
桜「彼は…優しくて頼りになったよ」
悲しそうにチェリーは言った
琥珀「チェリー、貴方はその子にもう1度会いたい?」
桜「別に、って言ったら嘘になる。けど今会ったら帰りたくなるから…」
五月「へえ〜」
桜「ちょっと散歩に行って来る!」
琥珀「はい、行ってらっしゃい」
ー丘ー
桜「あ、リーフ」
いつもの場所に行くとリーフがいた
若葉「チェリーも来たんだ」
桜「うん、ここは星が綺麗だから」
若葉「俺もこの場所、好きなんだ」
チェリーはうんうんと納得した
桜「リーフ」
若葉「何だ?」
桜『あのね、私隠してる事があるの…』
チェリーの声は耳に届く声ではなく直接頭に響いてきた
若葉「チェリー?」
リーフにはわかった
チェリーはいつもとは違う、悲しい表情で話し出した
桜『私は姫だった…けどホントは私じゃなくてあの子がなるはずだったの…』
若葉「あの子!?」
チェリーは話を続けた
桜『でもあの子は国血という理由で処刑された。なのに私は処刑されなかった。私はあの子の分も生きると決めたの。そして母様の分も…』
若葉「チェリー!何のことだ!」
桜『あのねリーフ、私の…私の本当の名前は…』
そのときリーフの脳内にもう一つの声が響いた
??『ダメだよ、それ以上言っちゃあ。あんたがこの事話すのはまだ早いんだから〜』
若葉「誰だ!」
??『あたし?あたしの名前は言えないよ♪まあ国血ではあるわ』
若葉「正体を現せ!」
??『い〜や〜よ〜♪今度の戦争の時に会いましょ☆』
そう言って謎の声は途切れた
