コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

銀の想い:第5話と永久の話<リーフSIDE> ( No.29 )
日時: 2012/02/04 20:02
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
参照: 今回は第5話と永久の話と言う回を一緒にやります

若葉「何だったんだ?」

謎の少女の声は糸が切れたように聞こえなくなった
そして彼女も静かに倒れていった

若葉「チェリー!」

彼女は何度呼びかけても目を覚まさなかった
息はしている
生きている
至って健康だ
なのに彼女は目を覚まさない

若葉「とにかく頭首に伝えないと!」

俺は彼女を背負った
そして走った、必死に


ー本拠地ー

小金「チェリー!」

基地に行くとみんなが集まっていた

琥珀「リーフ、何があったの?」

メノウは一見冷静に見える
しかし持っていた湯飲みを落としている

若葉「急に倒れました。息もしています。健康な状態です。けど…」
五月「けど?」

俺は言うのをためらった
でも言わなきゃいけない

若葉「何度呼んでも、何度揺さぶっても目を覚ましません」
全「!?」

俺はあの事は言わなかった
彼女が言った事
謎の声の事
だけど

天音「隠している事があるな」

気付かれた
話すか?
でも今は動揺させる訳には…

銀「リーフ」
若葉「はい」

シルバーさんが呼んだ

銀「仲間なんだから話せ」
小金「俺の台詞!」
琥珀「そうよリーフ、何でも話して?」

俺は丘であった事を話した




琥珀「そういえばチェリーの出身地知らないわね」
蜜柑「何でそんな話に?」

メノウさんの急な一言に俺もびっくりした

琥珀「姫…あの子は砂羅の姫だけどどこの出身かはわからないじゃない」
小金「それになぜ処刑されなかったかも気になるな」
天音「謎の声の正体も…」

その話を聞きながら俺にはなぜか疑問に思うことがあった
それは『なぜチェリーがあんな状態になったか』だ
普通に話していたのに急に雰囲気が変わった
そしてもう一つ、謎の声の事だ
聞き覚えのある声だったと言う事だ
もしかしたら記憶を失う前に聞いたのかもしれない
そう考えていたら急にホワイトさんが話し出した

白夜『昔々、とある国の町に国血の双子が産まれたそうな…』
五月「ホワイトさん?」

ホワイトさんは話を続けた

白夜『双子は両方女子だった。一人には花の名前、もう一人には感情の名前をつけた』

その声を聞いているとさっきのチェリーの声と同じだった

白夜『双子は元気に育った。だが一人は国血と言う理由で処刑されてしまった。
それは感情の娘の方だった。そして花の名前の娘はどこかに連れて行かれた』
蜜柑「なんて悲しいお話なの…」

ホワイトさんは急に「あれ?私何してたの?」と言っている

琥珀「今のお話、なんて言うの?」
白夜「え?私今まで寝てたよ?」
全「え!?」

全員驚いてる、俺もだけど…
天音「永久」
若葉「レイン?」
天音「その話の名前」

永久…か
どこが永久なんだろ?
それにしても今の話…どこかで聞いたよな
どこだっけ?
まあいいか

小金「とにかく、チェリーが目を覚ますまで交代で見張る!」
銀「そうだな」
五月「了解ですゴールドさん!」
若葉「わかりました」

チェリー
そしてあの声の少女
まだ謎は多いけど、戦争を止めることに集中しよう!

【戦争まであと80日!】



あとがき
はい、銀の想い編終了です
主役はシルバーなのに全然出てないし!
過去の話書いて無いし!
おかしいな?こんなはずじゃ…
今回の終わり方から【戦争まであと○○日!】と言う終わり方です
ああ、見てくれている人は超神です!ありがと〜