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Re: 『私→君』は叶わない恋 ( No.3 )
日時: 2012/01/27 21:47
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

昔々、3つの国があった
その国は異国人の手によって混乱が起きた
その異国人は親王と駆け落ちしてしまったのだ
そのせいで国は大混乱、新しい天皇と敵対していた異黒人が駆け落ちしてしまったのだから
国は異黒人を恨み、見つけたら処刑するようになりました
その波乱の中での異国人と国民の間に生まれた子達のお話です


「また木葉丸が来たぞー」
「姫様を守れー」

砂羅にある城には怪盗が現れた

??「俺を捕まえれるなら捕まえてみろ〜」

彼は怪盗木葉丸、現在逃走中

「追えー!」


木葉丸「あいつらしつこいなあ」

木葉丸はある部屋の前に来た
その部屋は隣の部屋より少し大きかった

木葉丸「…」
(こないだ来た時にはこんな部屋なかったよな〜
新しい部屋→宝いっぱい)

ガラガラガラ

開けた先には

(かわいい…)

姫様がいた

「いたぞー!姫様の部屋だー!」

木葉丸「ヤベッ!」

とっさに天井に上がって張り付いた

ドタタタタタ

「姫様、ここに怪盗が来ませんでしたか?」
姫「いいえ、誰もここには来ませんでした」
「そうですか、失礼いたしました」

ガララララ

木葉丸「あっぶねー」
姫「もう大丈夫ですよ」

木葉丸は天井からそっと降りた

木葉丸「いいのか?姫様がこんなことやって」
姫「貴方は何も盗んで無いのですもの」
木葉丸「何でわかるんだ?」
姫「それは宝がここにあるから」

姫はふすまを開けた
その中には金銀財宝がたくさん入っていた

姫「好きなだけお持ち帰りください」
木葉丸「いいのか?」
姫「ええ、元は国民のものですから」

彼女は一瞬悲しそうな顔をした
そして顔を上げて言った

姫「貴方も国血なのですか?」
木葉丸「!?」

木葉丸は止まった

ーバレター ー殺されるー

木葉丸「…ああ、国血だよ」
姫「その綺麗な緑色の瞳、国血しか有り得ないわ」
木葉丸「気になることがある」

木葉丸は急に呟いた

姫「何でしょうか?」
木葉丸「貴方も…って事は姫様もか?」
姫「はい、母が異国人です
この国は異国人を差別しすぎなのです!なのに私は処刑しない!私は今にでもここから抜け出したい!」



木葉丸「抜け出すか?」
姫「え?」

木葉丸の一言に驚きを隠せない姫

木葉丸「国血なんだろ、一緒に来ないか?」
姫「いいの?」

半信半疑に聞く姫

木葉丸「ああ、同じ国血がいるぞ」

姫の答えは

姫「行きます!私を連れて行ってください!」
木葉丸「もちろん!じゃ…服脱いで?」
姫「…」

突然の発言に呆然とする姫だが

姫「重量ありますしね、この服」

着々と着物を脱いでいった

木葉丸「じゃあ行くぞ!」

木葉丸は姫をおぶって走った


木葉丸「そういえば名前は?」
姫「私ですか?」
木葉丸「姫意外に誰がいる?」
姫「私は桜です」
木葉丸「本名は?」
姫「え?」
木葉丸「別名でもあるか…あっちではその名前じゃなくてもう一つの名前で呼ぶんだ」
姫「えっと、チェリーです」
木葉丸「オレは若葉!別名リーフだからリーフって呼んでくれよ!」
桜「よろしく、リーフ(微笑」
若葉「お、おお///」
チェリーの笑みにリーフが惚れたのはここだけのお話