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- 潜入!:第1話 ( No.35 )
- 日時: 2012/02/10 18:52
- 名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
若葉「みんなに話しますか?」
小金「ああ、全員に話して置こう」
とその時——
碧「ゴールドさん!ルルがなんか紙くわえてたので持って来ました!」
※ルル=サファイアと仲の良い狼
小金「ああ」
ゴールドは紙を見る
『来るなら全員で来てね〜
でないとこっちから攻め込むから♪』
琥珀「ここの場所まで知られてるのかしら…」
若葉「サファイア!」
碧「はいぃ!?」
リーフが急に叫んだからサファイアは驚いている
若葉「全員集めてきて!」
碧「了解!」
数分後——
銀「何のようだ」
小金「明日真白城に攻め込む」
白夜「な、何で急に!」
驚くのは当たり前
若葉「行かないと…ここに敵が来る」
天音「でも罠ですよ…」
五月「そーだよ」
白夜「やめたほうがいいわ!」
口々にメンバーは言うが
蜜柑「私は賛成だなあ」
銀「ああ」
碧「別にいいよ!」
この3人は賛成する
五月「仕方ないなあ」
天音「別にいいけど…」
白夜「まあいいわ」
賛成した
小金「問題はチェリーだ」
若葉「連れて行けないですね…」
蜜柑「リーフがおぶって行ったら?」
若葉「無理!無理だよ!絶対に無理!」
とその時——
桜「リー…フ…」
若葉「チェリー!?」
チェリーが目を覚ました
小金「大丈夫か!」
桜「大丈夫です、ずっと眠ってたんだ…」
琥珀「ええ」
チェリーはリーフの顔を見るとすぐに違う方を見た
桜「あの…」
銀「どうした?」
桜「私…みんなに言いたい事があるんです」
突然話を切り出すチェリー
小金「別にいいぞ?」
桜「本当に?」
若葉「ああ!」
桜「リーフ…嫌いにならないでね…」
リーフはチェリーのこの言葉の意味がわからなかった
桜「私は異国人の母を幼い時に亡くしました
私は…たった一人の妹と生きてきました
ある日…ひとつの町に辿り着いて…一人の少年と出会いました…
そして私は…その少年の親を…」
少しの間を空けチェリーは言った
桜「殺してしまいました…!」
全「え!?」
桜「その時私は思い出したんです…母を殺したのも私だと…
皆さんはこんな私を仲間だと認めてくれますか!?人を殺めた私を…」
チェリーは泣きながら言った
若葉「バカだな…」
桜「え?」
若葉「俺たちは仲間だ!だから…一人で抱え込むな!」
小金「そうだ、仲間なんだ」
琥珀「だから大丈夫よ?」
白夜「私達は堅い絆で結ばれているわ」
銀「簡単には崩れはしない」
蜜柑「そうよ」
碧「大好きだもの!」
五月「仲間だからさ…」
天音「全て話してくれてありがとう」
チェリーは口を開いた
桜「ずっと一緒にいてくれる?仲間として…」
全「もちろん!」
桜「よかった…(微笑」
みんなは知らなかった
もうすぐこの笑顔が見れなくなるかもしれないという事を…
