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仲間は闇の中:第2話 ( No.43 )
日時: 2012/02/11 21:44
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
参照: 一部ホワイトSIDE、ホワイトとシルバーがこの回の主役

弓戦——

蜜柑「そんな事させないわ!国血を全員消すなんて…」
抹「俺たちも殺すと言う事か…」

こっちは少し力が出てきていた

天音「…」
五月「行くよ!」
蜜柑「怪盗『柑橘鈴』の力を見せるときね!」
弓「どれだけの人数で掛かって来ても同じよ!」



棗戦——

戦いは続いていた

小金「お前ホントに強いよ…」
棗「…」
小金「だけどな…どんなに強い相手でも…」
棗「?」
小金「勝たなきゃいけないんだ!」

ゴールドは剣を振りかざす

棗「!(ダメか!)」

ピタッ

小金「殺したくない…戦いを終わらせてくれ…」
棗「…わかった」
小金「あのさ急だけど…仲間にならないか?」

ゴールドの突然の一言

棗「…無理だ」
小金「だよな!じゃあまたどこかで会おう!」

ゴールドはチェリーやメノウの元へ向かった



愛歌戦の近くの瓦礫の中——

リーフやメノウが戦っている間、私とシルバーはと言うと瓦礫の中(下)にいる

銀「ホ…ワイ…ト…さん…」
白夜「何…?」

私がいた場所も瓦礫が落ちてきて、チェリー達の姿が見えなくなった
シルバーが話しかけてきた事を思い出す

銀「俺の…姉は…どこ…に…いるん…ですか…ね…?」
白夜「そうね…」

わからない—とは言えない
私が姉なのだから
それより二人とも重症だ
私は腹部からの出血多量
シルバーは足が動かない、瓦礫が足の上に乗っているから
その私達は瓦礫や木材の壁越しに話しているのだ

銀「どうせなら…一回…で…も会い…た…かった…な…」
白夜「会いたい…?」
銀「え…?」

この事を伝えるのは…きっと今!

白夜「私…ね、あんたの…姉なんだよ…」
銀「…!?」

シルバーは驚いている

白夜「あんたが弟だってずっと前から知ってた
だけど言えなかったの…ごめんね…こんな時に…
私達はね…産まれてすぐに誘拐された
私はもう産まれて年月は立っていたけど、イヤな記憶よ…
今、ようやく伝えられたけど…もうダメね…
でも…あんたと一緒にいられるなら…」
銀「ホワイトさん!いや…姉さん!」
白夜「ごめん…ごめんね、シルバー」

本当にごめんね…
私は意識を手放そうとした

『ホワイトさん、ダメですよ』
白夜「…え?」

その時、声が聞こえた

『チェリーです…今私の方が重症です…』
銀「大丈夫なのか?」
『私はもうダメかもしれない…でもリーフたちが戦ってる!』
白夜「!」
『だから…がんばってください!私もがんば…り…ます…か…ら…』

チェリーの声が途切れた

銀「姉さん…」
白夜「ええ…わかってる!行きましょう…いいえ、戻りましょう!決戦の地へ!」