コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

第2話 ( No.5 )
日時: 2012/01/28 11:35
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)

桜「…」
若葉「チェリー?」
桜「……の?」

チェリーの言葉をうまく聞き取れない

若葉「なんて?」
桜「こんなに国血の人がいるの?」

チェリーがそう言うと

小金「ああ、これだけの人数だけど
あ、言い忘れてたな。俺は小金だ、ゴールドと呼んでくれ」

ゴールドが言った

桜「ゴールドさん、よろしく」

すると横にいた二人が言った

白夜「私は白夜。ホワイトって呼んでね」
銀「銀だ。シルバーと呼んでくれ」
桜「はい、よろしく」

挨拶が終わり、少し気が抜けるチェリー
そんなチェリーを見つめるリーフ

小金「一通り挨拶が終わったし、宴会だああああああああああ」
琥珀「お酒がまた飲めるわ」
白夜「飲みすぎはダメよ」
銀「久しぶりだな」

15才以上でお酒が飲める面々は騒いでいる

桜「リーフ」
若葉「何だ?」
桜「呼んでみただけ」
若葉「何だとー!」
蜜柑「あはは」

年下の3人も話していた



【その夜、基地の近くの丘】

丘の上にはチェリーがいた
そこにリーフが来た

若葉「チェリー、眠れないのか?」
桜「うん」
若葉「そうか…」

リーフは城から連れ出した事はダメだったのかと思いながらチェリーの横に座る

桜「ここは綺麗だね」
若葉「ああ、自然豊かで人もあまり来ない」
桜「でも…」

チェリーが呟いた

若葉「でも…?」
桜「……」

チェリーはその続きを言わなかった

桜「リーフ」
若葉「何だ?」
桜「あの、ね…」
若葉「ん?」
桜「私を連れてきてくれて…ありがとう(微笑」

チェリーが微笑むとリーフは間抜けな声を出した

若葉「え!?」
桜「リーフが連れて来てくれなかったら私あのままずっと独りだったから…本当にありがとう」
若葉「オ、お安い御用さ///!」
(何でオレこんなに心臓鳴ってるんだ?何で顔が熱いんだ!?)
桜「リーフ?顔が赤いよ!?」
若葉「な、何でもない!」
桜「何でもなく無いよ!顔が赤いし!」
若葉「多分ゴールドさんに飲まされたジュースが酒だったんだと思う!」
桜「余計大変よ!」
(リーフ大丈夫かな?でも…本当にありがとうね…)

二人の思いは誰にも話さず、もちろん本人にも絶対に話さず、ずっと胸の内に秘めておく事を静かに決めたのでした



<おまけ>

【基地内部———】

小金「リーフのやつ絶対にチェリーに惚れてるよなあ」
琥珀「しかも一目ぼれと見た!」
白夜「もしかしたらチェリーもリーフが好きだったりして!」
銀「それは確定だろう」
小金「両思いかよ!」
琥珀「でもチェリーの思いはきっと本人は気づいて無いわね〜」

こんな話をしている年長組

蜜柑「Zzzzzz」

そして一人爆睡するオレンジがいたのでした


あとがき
全員登場しました、出会い編終了しました
次回からはオレンジの過去編!
少し…というか大幅にシリアスが増えます