コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【オリキャラ】『私→君』は叶わない恋【募集します】 ( No.69 )
- 日時: 2012/02/25 09:58
- 名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
リーフ、ゴールド、ホワイト、シルバーの4人はまだ戦いの場にいる
急にリーフが話し出した
若葉「…負けたんだ…俺たちは…
力が足りなかった…そのせいでチェリーが…!」
小金「何でそんなに弱気なんだ!」
銀「お前が弱気でどうする!」
ゴールドとシルバーが怒った
その横でホワイトは泣いている
白夜「二人ともっ…リーフの…言うことは私も…分かるよぉ…」
銀「え?」
小金「どういうことだ」
ホワイトが言った言葉の意味がわからない二人
白夜「私達に力がなかったから…
私たちが負けたから…
チェリーは連れて行かれてしまったの…」
銀「姉さん…でも」
白夜「シルバー…今大事なことは…?」
今大事な事は
チェリーを取り戻すこと
全員がわかっていた
余計なことは考えない
だけど考えてしまう
最後のチェリーの一言のことを…
璃羅の城——
そこに如月とチルが帰った
チェリーを捕らえて…いや連れて帰った
??「お帰りなさい、呉羽、チル」
呉羽「市華様…」
市華「その子が桜姫……アハハハハハハハハハハハハ」
市華はチェリーの方を見て呟いた
そして急に笑い出した
如月「…市華様?」
市華「いいえ…少し嬉しくてね…我が国の勝利を思うと!」
桜「うっ…」
チェリーが目を覚ました
市華「あら、お目覚め?」
桜「あ…あ…この…城は…」
イヤ——
ここから出たい——
この城は——
この城にいてはダメ——
頭の中でその言葉が繰り返された
市華「始めまして,"桜葉城"の新しい姫、市華よ
お帰りなさいとでも言うべきかしら?桜姫?」
1番私が来たくなかった場所
それがこの桜葉城だった
本拠地——
チェリーが桜葉城に着いた頃、本拠地では会議が行われていた
会議の初めはゴールドが何があったかを話している
小金「——と言うわけなんだ」
愛歌「嘘よね?ゴールドさん…」
蜜柑「チェリーさんは走って貴方達の方に行きました!連れて行かれるなんて有り得ません!」
愛歌とオレンジが言う
白夜「愛歌、オレンジ…これは本当のことなのよ」
銀「何も出来なかった…」
若葉「如月がチェリーを捕らえたときに俺は…」
3人が泣いていた
碧「チェリーさん…!」
天音「…」
ここに居る人達、みんなが泣いていた
只一人を除いて
琥珀「リーフ…貴方は何も知らなかったの?…いいえ気付いてないの?」
メノウだけは泣いていなかった
若葉「何のことですか…」
琥珀「リーフ、よく聞いてね、如月呉羽は貴方の実の姉なのよ」
突然告げられた真実
一体これは何を意味しているのだろうか
「傷跡」に続く!
