コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

ぶつけた思い ( No.77 )
日時: 2012/03/04 19:46
名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
参照: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aosi/

桜「さっきの夢は…」

チェリーは桜葉城で目を覚ました
さっきの夢は一体なんだったのだろうか






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若葉「カナデの言った事は本当なのか…?」
小金「信じるしかない」

カナデが姿を消してからまだ話し合っていた

愛歌「それが本当だったら…チェリー、ヤバイかも…」

ふと愛歌が言った

碧「どう言う事?」
愛歌「桜葉城…
チェリーが真白城に来る前にいた城よ…(私もいたけど)
あの城でチェリーは…魔術を掛けられた」
全「!!??」

全員は驚いた
それはそのはず
一度も聞いた事のない話だから

愛歌「誰にも話すはずないよ…
だって…その魔術って













殺戮の魔術だもん」
若葉「殺戮の魔術…」








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桜「ここどこ…?」

今、私がいるのは広い部屋
綺麗な装飾品に見晴らしのいい景色

桜「綺麗な景色…」

革命軍のみんなにも見せてあげたいなあ
そう言えばみんな何してるかな?

??「桜様」
桜「何…呉羽」
呉羽「市華姫がお呼びです」
桜「わかった」

めんどくさいなあ
まあいいか
行くだけだし




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市華「待ちかねたわ桜姫」
桜「申し訳ありませーん」
市華「報告があるの」

この人はいやだ
嫌い
大嫌い
私に魔術をかけた張本人だから

市華「昨日、朱里の森に火を放ったわ」
桜「な!」

朱里の森に火を放ったって言った!?
朱里の森…
私の故郷を!

桜「許さない!」

何だろこれ
心の奥から力がみなぎってくる様…

市華「素晴らしい…これがあの魔術の効果!」

体を浮かせよう

市華「宙に浮いた…?」
桜「朱里の森へ!」

窓から出れた
空気は気持ちいいなあ

市華「朱里の森に行きなさい!桜姫を捕まえなければ!
あいつが朱里の森に行ったら…力が強くなる!」





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チェリーが桜葉城を脱出した頃、朱里の森では———
一人の少女が燃えている森を見ながら呟いた

「この森を荒らしたのは…あの女!
絶対に許さない!早く…早く来て、チェリー!」

そしてチェリーを呼んでいた