コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: With you, with me. ( No.4 )
日時: 2012/03/06 21:06
名前: もか (ID: LR1GMCO/)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

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私は小学五年生の頃から中学二年の間、いじめを受けていた。

たまたま雑誌のオーディションに応募して受かったのを聞きつけた女子が、
その腹いせに私をターゲットにした。

始めの頃は何が起こっているのか、状況が把握できなかった。
でもいじめがヒートアップするにつれて、苦しさも増してきた。

もうなぜ生きているのかも分からなくなった。

ある時、わたしはふと思った。


地球の…世界の向こう側に行ったら…


死んだら楽になれる気がする。

何にも攻撃されなくて…何にも拘束されずにいれる場所……あったんじゃない。

その時の私は、何をしてもいじめられている気分の絶頂にいた。
楽になれる所を捜し求めていた。


今なら…学校の屋上に行けば、楽園が待っているんだ。


そう信じ込んでしまった私は、足取りをフラつかせながら屋上への階段を登っていく。

屋上の入り口を開けたとき、嬉しさのあまり笑みが零れた。

もうすぐ…全てから開放される。

私は屋上の端へと進んでいく。

 その時。


「莉亜!!!」


ドアを乱暴に開けて入ってきた哲也。
息を切らして私の方へ歩み寄る。


「て……哲也…何しに…」

「お前こそ…何で死のうとしてんだよ!!!!」


大声で叫ぶ哲也。
その声に私は思わず身震いする。

「かーちゃんにもらった命…無駄にする気かよ」

「哲也に…哲也に何がわかんのよっ!!!!」

私は哲也を両手で突き飛ばす。

哲也はドアに背中を勢い良くぶつける。

「私はね…生まれてきた意味がないの。

 いじめられて…無視されて…友達も無くなって…
 哲也だってこんな私に失望してるでしょう? 
 
 こんな私に…何が残るっていうの!?」


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長すぎたので一旦切ります(;´・ω・)

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