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「“創造の魔法使い”？」
「そうよ。私の知り合いに、魔法の専門家みたいな人がいるの。
その人を訪ねてみるといいわ。
後、あなたを４級にするように王国に申し込んでおいたわ」

「本当ですかっ！？」

「ええ。嘘なんてつくわけないじゃない」
「やった‥‥‥‥あれ、そういえばレイチェルはどこにいるのですか？」

え、とシルヴィアの動きが止まった。
「シーナちゃん、知らないの？」
「あたしはてっきり、シルヴィアさんと一緒にいると思っていたんですけど‥‥‥‥」

二人の間に、乾いた空気が流れる。

「二手に分かれて、探しにいきましょうか」
シルヴィアの提案に、シーナは「はい」と頷いた。