コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 黄金の少女と災厄・古の呪い【オリキャラ募集します!】 ( No.31 )
- 日時: 2012/03/11 22:09
- 名前: 愛河 姫奈 (ID: ZUrGQhyc)
- 参照: http://yaplog.jp/8710kuma/
【第五話】−しってる?めんどくさい人ってスル—安定なんだよ?
五月蠅い人は一番嫌いだ。
それは、私じゃなくって深緑君の事だけど…彼は今とてつもなく凄い顔をしていることが容易に想像できる。何故かは言わない。
と言うか…オーラで分かるって言うのだろうか?どす黒いオーラで彼は今、包まれているに違いない。
まぁ、確かに目の前にいる"馬鹿"は五月蠅い。それだけはいいきれるけど…こう、好かれてしまうと仕方ないと思えてきてしまう。
「お前ら、すげぇな!!俺、尊敬しちまったよ!!良かったら、一緒に連れてってくれねぇーか?」
「貴方達、凄いのね!!あたし、尊敬しちゃったわ!!良かったら、一緒に連れてってくれないかしら?」
…しかも、息ぴったりで、
「「マネ(すんな)(しないで)!!!!」」
ー中が悪い。
こんな人たちを森においていく方が心配で恐ろしくなってしまった。それは深緑君も同じなようで、少しばつの悪そうな顔をしていた。
さて、どうするか。素直に連れて行くのもいやと言えば嫌だ。これ以上五月蠅くしてしまったら深緑君のもっと恐ろしい顔を見るはめになる。
仕方ない。おいていくかな…暴れられたら嫌だけど、かかわりたくもない…いいよね?
(置いてっていいよね?)
(あぁ、置いていくしか対処できないだろう)
一応、深緑君の確認を取っておいてい事を決めた。
ーしかし
「なぁ、なんか特殊な能力あんのか??見せてくれよ〜」
「ねぇねぇ!!その剣って、飾り?本物???」
ついてくるんだけど
(なんでついてくるのかな?)
(…勝手に仲間だと勘違いをしてるんじゃないか?)
…あり得そうな話だ。
仕方ない。一応、確認のために聞くしかないのだろう…
「ねぇ、なんでついてくるの?」
「「なんでって…」」
「「旅仲間(だろ)??」」
やっぱり。勘違いをしているのだ。この馬鹿達は…はぁ、え?深緑君…「お前も馬鹿だろう」って顔やめてくれませんか?
いや、馬鹿キャラで通ってるけど…本当は、"神聖な馬鹿"なんだよ!!私は← え?何が違うって?レア度が違うんだよ〜…何その疑いの目。
え、かわいそうな子を見る目だって??もっとひどいじゃん!!こんなことしてるより、することがあるじゃん!!
この、"本当の馬鹿"の勘違いを晴らさなきゃ!!旅の途中で毎回喧嘩されたらこっちの身が持たないもん!!
「ごめん。一緒には行けないよ」
「「なんで??」」
「…いろいろあtt「「旅仲間は多い方がいいよ!!」」…どうする?深緑君。」
もう、私にはどうにもできないと思って深緑君に聞いたら、彼は真面目な顔をして一つの課題を出した。
「旅に一緒に行ってもいいだろう。しかし、一つ守ってもらう。"絶対"に喧嘩をするな。…できるか??」
「「うぐっ」」
二人はお互いの顔を見て睨みあった。そして、「「しょうがないか…。」」と言った。さっきから全く同じことを言ってる。まるで双子だw
「できるかk「「できる!!」…そうか」
深緑君が、少し笑って言った。
「じゃあ、一度でも喧嘩をしたら頭を潰すから、よろしくな?」
それを聞いた瞬間、二人は怯えたウサギのような目をしていた。
ーご愁傷様です☆
「大丈夫、体が強くなれますんで★」
「「身が持たない…」」
「前言撤回は認めんからな」
「「トホホ…;;」」