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Re: 君がはじめて《900突破!なんも言えねぇ(ノД`) ( No.152 )
日時: 2012/04/29 21:25
名前: 珠紀 (ID: STEmBwbT)

やっと終わった…。

撮影を終えた私の身体はぐったりだった

「まこちゃん」

急に後ろから声をかけられ、私はビクッと身体を震わせた

「あ、ごめん…。驚かせちゃった?」

声の主は一緒にとったモデルさんだった

「何でしょうか?」

「このあと暇かな?って思って…」

「あ…」

私が返事をしようとしたとき誰かに引き寄せられた。

「暇じゃありません…」

「は、遥希くん」

…も、ものすごい目つき…。

「あれ?彼氏いたんだ。なんか撮影中痛い視線を感じるなとは思ってたんだけど…当たりだったね」

男の人は、私達を交互に見てクスクス笑った。

「あ、じゃあこれ。連絡先」

「へ?」

「君、モデルの才能あるよ。じゃ…」

男の人は私ににっこり笑うと、スタジオから出て行った。

「何だ…あいつ」

遥希くんはピリピリモード気味…。

私は名刺を見た。

門倉 竜二さん…。

ご丁寧に年齢や、誕生日までついてる…。

私は、年齢を見て目を疑った。

じゅっっ!?

18歳!?

もっと年上かと思った…。

「あいつのこと気になんの?」

遥希くんは膨れた表情で私を強く抱きしめた。

ひぁ!?

耳元ではなさないでぇ!!

「は、遥希くん!?」

「ん〜?」

遥希くんは私が照れているのに気づくと、面白そうに私の耳を甘噛みした

「きゃぁ!」

「可愛いっ…」

私はノックダウン。

そのまま力を失ってしまったのだった…。