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Re: 君がはじめて ( No.16 )
日時: 2012/03/22 21:40
名前: 珠紀 (ID: cXmcbA9E)

あぁ....。

頭がぼーっとする.....

結局眠れなかった私は、そのまま待ち合わせのところで遥希くんを待っていた

前にも、遥希くんが原因で眠れなかった日があったような...

「はぁ」

「だいじょうぶか?」

「!?」

私がため息をつくと、誰かに顔をのぞかれた

「は、遥希くん!!」

「具合悪いの?」

「あ、違うの!ちょっと寝不足で....ってな、何?」

遥希くんはじーっと私の顔や服装を見てる

もしかして、変な格好だったんじゃ?!

「どこか変...だった?」

私は心配そうに遥希くんを見上げた。

すると途端に遥希くんの顔が火照りはじめた。

ええぇ!?

「あ、ぅわ!!カッコワリィ」

自分の顔が赤いのに気がついたのか遥希くんは顔を自分の手で覆った。

「あんま、みないで?」

私が遥希くんの顔を見れば見るほど顔は赤くなる

「え、あ、はい!ごめん!」

私は顔をぱっとそらした。

遥希くんは落ち着いたらしく少し咳払いをしてから喋った。

「きょ、今日は髪結んでるんだ?」

「あ、うん。」

今日は風が強いから髪をツインテールに結んだ

ゴムはいちごが2個ついたものを選んだ。

化粧と洋服も髪型にあわせるように可愛い系にした

でも、ちょっと幼すぎたかも...

「可愛いっ....」

「え?」

「あ、いや…。」

今度は私も真っ赤になってしまい二人して真っ赤になってしまった。

「ねぇ、ねぇ!あそこのカップルなんか初々しいね。カワイィ〜」

近くにいたカップルがこちらを見て話している

「んじゃ、い、いこっ!」

私は遥希くんに手をひかれ歩き始めた。