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家につくと、家の前にまこが立っていた

久しぶりにちゃんと顔を見た…。

…少し痩せた…？

顔も少しやつれていた…。

ちゃんと食べてねぇのか…。

罪悪感が芽生える。

原因は考えなくても俺のせいだろう…。

「あ…」

まこは俺に気づくと、一瞬嬉しそうな顔をしてすぐに悲しい顔をした。

「…何しに来たの…？」

わざと素っ気ない態度をとる…。

「…あ…えと…」

俺がまこを見ると、まこは少し震えて目を泳がせた。

「帰って…」

俺はそう言うと、まこを無視して家の中へ入った。

「…っっ」

…絶対まこはこの扉の外で泣いている…。

「痛てぇ…っっ」

俺は胸を押さえた。

俺より、まこの方が傷ついているのに…。

「くそっっ…ごめんな…まこ…」

背中を玄関の扉に押し付け崩れ落ちた…。

「まこ…っっ」






ごめん…。