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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 君がはじめて《1000突破!皆さんのおかげ。゜(゜´Д`゜) ( No.240 )
- 日時: 2012/07/09 17:35
- 名前: 珠紀 (ID: CPfMtcyT)
〜最終章〜
…7年後…
あれから、7年…。
私たちは23歳。
そして…
「結婚おめでとう〜」
「ありがと…」
私たちは、結婚します。
周りからはでき婚だって言われるけど…
…私は遥希くんにまだ奪われていない状況です…。
それっぽい雰囲気には何回かなったけれど…遥希くんがいつも恥ずかしがって…先に進めないんです…。
そういうところ…可愛いけど…ね…。
「あ…まこ、来たよ」
「遥希くん…」
私が名前を呼ぶと、子犬のような顔をしてにこにこと私のもとへ駆け寄った。
…そういうところは、今でも変わってない…。
「ってか…まこ〜まだ君づけ?」
遥希くんは拗ねたように、私を見下ろす。
こう見てみると、身長ものびた。
デカすぎて…見上げるのに苦労する…。
「ふふ…」
私が笑うと不思議そうに首を傾げ…まぁいいけどさぁ〜なんてブツブツ独り言を言っている…。
「まこ…」
「波瑠…」
「お〜波瑠!!」
「…なんすか?遥希さん…今日は一段とテンション高いですね…」
「そりゃもう!!俺とまこの結婚式ですから!!一生で一回しかやらねーしな…」
ちらっと遥希くんは私を見る。
「…ラブラブですね…」
「おぅ!!」
…今ではもう二人は仲良しだ。
大学も一緒で、波瑠はサークルでいつも遥希くんにしごかれているらしい…。
「まぁ…いいですけど…あとで奪いますから」
「おぃ…いまなんてった?あ?」
「だから奪うんですよ…まこには遥希さんは似合いませんから…」
「何だと…っっ!!」
…こんなところは変わってないけど…。
「もう…ケンカしないでよ…」
私の毎日、忙しくなりそうだけど…頑張りますか…。
君がはじめて…。
遥希くんがはじめて…。
END…。
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