ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

午前1時…。

やっとウトウトし始めた俺は上からの足音で目が覚めてしまった

まこ…起きたのか？

「まこ？」

俺は上半身を起こし暗い中まこの姿を探した。

ドサ…

何かが俺の上にのった

「ムー」

まこだ。

「えっ…ちょ、ちょちょ…！！」

どんなに動いても、まこはおりようとしない。

「らんで、一緒にれてくれないろ？」(なんで一緒に寝てくれないの？)

しっかりと喋れていない。

…まだ酔ってんのか？

「きいてんろ？」(聞いてんの？)

「あ…うん。えっと…男の事情っていうか…なんというか…」

「う…えっぐ…」

「え！？」

まこは泣いていた

「なんで…」

まこは俺をギュッと抱きしめた。

！？

「っっ！！まこっ！俺、マジでやばいんだって…っ！」

「うぅるさい！！」

ど、どうすりゃぁいいんだよぉ…。

「まこばっかり、遥希くんのこと好きでバカみたいじゃん…」

え…。

スースー

ん？

寝息…？

「まこ？」

スースー…

「寝てる…」

『まこばっかり遥希くんのことが好きでバカみたいじゃん』

…。

そんなこと思ってたんだ…。

「ごめんな…」

俺はまこを強くだけど優しく抱きしめた。

しばらくして俺も眠くなりそのまま深い眠りについてしまった…。