コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 君がはじめて ( No.8 )
日時: 2012/03/20 12:19
名前: 珠紀 (ID: GeNBR54o)

「うん。じゃあさ、一緒に帰ろっか...?」

「う..うん!」









って言ったものの...

か、会話がはずまない..、

どうしようさっきからずっとこんなかんじ

気まずいよ

早く何か話さなきゃ

でも何話せばいいんだろ

男の子と2人っきりってこんなに緊張するものなんだ

ど、どうしよう

「ぶっっ!」

「え?」

「ブハハハハハハハッッ!!」

何!?何で、笑ってるの!?

「まこってさ、本当可愛いよな」

あ、名前...

え!?

ってか、可愛い!?

「か、可愛いくないですよ...。昨日、遥希くんも言ってたじゃないですか...」

「...あ─...あれは...まこが他の男と話してるからイライラして..」

え!?

私の顔が急に熱くなった

「す、すみません...」

「ん?何で下向くの?」

ひゃ!!

そんな子犬みたいな顔でのぞかないで──!!

「す、すみません!」

「あのさ、その敬語やめない?俺ら同い年なんだし」

「あ、はい。...じゃなくて、う、うん」

「そ」

遥希くんは私の頭を優しく撫でると、急に顔を近づけてきた

な!?

何!?

き、ききききききき!?きす!?

あ、頭がパンクしそ─!

「ぃやっ!あの、もうここで結構です!あ、ありがとうございました!」

私は、思いっきり遥希くんを押しのけると全速力で走った。

...いや、逃げたのだった。