試合は見事に勝利。ほとんどが先輩方を差し置いて遥希くんが点数を決めた。…すごい。私は遥希くんに話しかけようとした……が。ひとりの女の子が、遥希くんに話しかけていた「あっ…」不意に声が出る。私は走ってその場を去った。遥希くんの女の子と楽しそうに話す姿が浮かぶ。嫌だっっ!「ッゥ」自分の感情に驚く。こんなに醜い感情が私にあったなんて…。醜い嫉妬の闇…。