コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【お客様】いろはにほへと☆わーるど【待ってます!】 ( No.100 )
- 日時: 2012/04/08 11:37
- 名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: JkjZHF0x)
- 参照: ダッフィー可愛いwwwww
六話 〜戻る方法〜
「・・・・・・で、何でCOCOちゃんはこんなイタズラをしたのかなぁ〜?」
「こ、怖いよいろはちゃん・・・。」
何言ってんの!ココちゃんのせいでこんなことになったんだからね〜!
「いろはちゃん、さっき、別に良いよって言ってたのに・・・」
「それとこれとは別なの!」
まあ、リンちゃんが見つかって良かったけど・・・。
「・・・・・・実は、あたし、急に異次元、つまりこの世界に飛ばされて、友達がいなくなってさみしかったんだ・・・。戻る方法は分かったけど。」
ココちゃんが、下を向いてさみしそうに言った。
え?それって・・・あたし達と同じ?
「こ、ココちゃん!詳しく聞かせて!あたし達、元の世界に戻りたいの!」
多分あたしは、この時変な顔になってたと思う。
「戻る方法?良いよ。教えてあげる。・・・だけどその代わり、あの事許してくれる?」
ココちゃんの顔がわずかに明るくなった。
「あ、あの事?」
「うん。さっきのリンちゃんの事。」
「ああ、良いよ〜!じゃあ、教えてあげる!でも、明日になってからね!」
ニコッっと笑って、フサフサの尻尾を振りながら言った。
「何で明日なの?」
「全員がそろわないと出来ないからだよ!」
「ふ〜ん・・・。」
〜次の日〜
あたしは昨日の事を皆に話して、集まってもらった。
「皆、用意はいい?じゃあ、戻り方を言うね。いろはちゃん、本、持ってる?」
「本?ああ、あれね・・・。」
光った、不思議な本。
小さいから、持ち歩けるんだ。
「それそれ、じゃあみんな。この世界に来た時の事を思い出して。」
この世界に・・・森に来る前の事か。
「思い出したよー!」
琥珀ちゃんがwktkしながら言った。
「じゃあ、3・2・1で帰りたいって気持ちを強く念じて!このことが終わった後、皆はそれぞれ自分の家に戻れるんだよ。さん、にー、いち・・・それっ!」
ええ?そんな急に・・・・・・
クッキーに会いたい・・・・・・・・・
「じゃあみんな、ばいばい!」
ココちゃんの声が最後に聞こえて、薄眼を開けると、そこは自分の部屋だった。
「ここって・・・やった!戻ったんだ!」
「ん?この声は・・・いろはか?」
クッキー!会いたかったよー!
「いろは・・・丸一日行方不明だったから心配したんだぞ!学校には風邪って言っておいたけど・・・。」
もう!こんな時に現実的なこと言わないでよ!
本当に、嬉しいんだから・・・・・・!