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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【お客様】いろはにほへと☆わーるど【待ってます!】 ( No.104 )
- 日時: 2012/04/12 15:29
- 名前: かがみ (ID: JkjZHF0x)
九話 〜席替え☆〜
「え〜っと、今日は席替えをします。」
突然、先生が言った。途端に歓声が巻き起こる。
こうして喜んでるのに、何で次の席替えの時も喜ぶんだよ・・・。
先生と係りの人がくじを作り終わった後、しばらくしてあたしの席にもくじが来た。
(誰と隣になるのかな。)
クッキーだったら、魔法で好きな人と隣の席になれるのかな?
羨ましい・・・。
ちなみに引いた数は二十一番。同じ人は・・・
「・・・・・・・・・。」
隣の席は、右沢悠斗(みぎざわゆうと)。何だかビミョー。
だって、いっつも教室で魔法少女のラノベ読んでるし、メガネだし、オタクみたいなんだもん。
まあ、なっちゃったものはしょうがないし。
突然だけど、ココがあたしの良いところ。自分で言うのもなんだけど・・・。
「よろしくね!右沢君♪」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
こらっ!返事ぐらいしろー!
まったくもー・・・。やっぱり嫌な人だな。
教科書見せてくれなさそうだし←
その日の給食のとき、エプロンに着替えていると、右沢がこんなことを言った。
「・・・今日の七時、向日葵公園に来て。よろしく。」
「え?」
あたしに何か用事?ここでいえばいいのに・・・。
あ、そっか。もしかして、もしかして・・・告白だったり!?
そんなわけないよね・・・。
(まあいいか。暇だし。仲良くなれるかも知れないし・・・!)
「おっけー!持ち物は何かある?」
「・・・・・・・・・。」
また無視かよ!
なんか、あんまり仲良くなれなさそうです・・・。
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