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六話　〜ついに☆〜

「ただいま〜。」
家に帰ると、クッキーがリビングでテレビを見ていた。
正確には、テレビの前に座ってるだけなんだけど・・・・・・。
「ちょっと、クッキー？何のんきにテレビなんか見てんのよ！お姉ちゃんももうすぐ帰ってくるじゃない！」
「好きで見てるわけじゃないよ。大丈夫？」
「何が？ってか、なんでそんな声小さいの？」
「いろはの姉ちゃん、すぐそこにいるよ。」
「は、はぁ？本当だ！どーしてお姉ちゃん、学校じゃ・・・。」
「今日は3年生だけ卒業式の祝日で休みだったのよ。それよりいろは・・・。」
「お姉ちゃん！これは！」
「大丈夫、最初から分かってたから。」
「ごめんなさいっ！」
「いいわよ別に。だけど、どうして先にあたしに言わなかったの？」
「何となく・・・。許してっ☆」
「分かったわ。だけど、これからは三時間勉強ね♪」
「お姉ちゃん、ヒドいっ！！」
「え？歯向かうの？」
「お姉ちゃん、急に怖くなった！ルナちゃんみた〜い！」
「誰よそれ！」
「あたしのお友達、今日、学校であったんだ！本が好きそうなかわいい子だよ！」


魔古南さんは七話か八話あたりで出しますね！