コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【アンケート中!】いろはにほへと☆わーるど ( No.92 )
- 日時: 2012/04/04 13:20
- 名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: JkjZHF0x)
- 参照: ダッフィー可愛いwwwww
四話 〜眠れない夜〜
その夜。
「みんな、どうやって寝ればいいと思う?」
「りったんは大丈夫だよ!」
琥珀ちゃんが嬉々として言った。
あのね・・・こんなときに・・・・・・。
「私、念のために寝袋たくさん持ってきたから、それ、使う?」
舞佳さんが優しそうに笑って言った。
「いいんですか?ありがとうございます!」
こんなに人数いるのに、全員分持ってるなんてすごいね・・・。
結局みんな、それで寝ることにした。
「それでは、皆おやすみー・・・。」
そうは行ってみたものの、外ではあまり眠りやすくはない。
しばらくして、気分転換に、夜空の星を見てみることにした。
空を見上げると、無数あるたくさんの、きれいな星が広がっていた。
「うわぁー・・・。すっごくキレイ。あの星の中に、あたし達の地球があるのかなぁ・・・。」
お父さん、お姉ちゃん、優子ちゃん。愛子。皆、どうしてるかな・・・。
皆、あたしがいなくなって心配してるのかな?
そういえば、お姉ちゃん、ちょっと様子がおかしかったけど大丈夫かな?
早くおうちに帰って、ご飯を食べたいよ・・・・・・。
しばらく星空を見ながらいろいろなことを考えていたら、後ろから聞き覚えのある強気な声がした。
「先輩、眠れないんですか?」
後ろを振り返ると、髪を下ろしたリンちゃんがいた。
「ああ、リンちゃん。ちょっとね・・・。リンちゃんは?」
「俺も・・・です。」
そういうとリンちゃんはあたしの横に座ってきた。
星空が好きなのかな?
「リンちゃん。おうちに帰りたい?」
「そりゃそうですよ。だけど、学校も・・・少し、嫌です。だって・・・。」
がさっ
その瞬間、森の中で小動物が去って行ったような大きな音がした。
「びくっ!先輩・・・。」
「わ、分かってる・・・。見に行こうか。」
リンちゃんは一瞬少し迷ったような顔をしたけど、あたしの顔色をうかがうと小さく「はい。」と言った。
どうでしょうか。ちょっと描写を多くしたつもりですが・・・・・・。