コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *〜小悪魔たちの学校〜* 生徒募集中!! ( No.24 )
- 日時: 2012/03/30 14:17
- 名前: 歌音 (ID: F08K/Z64)
第二話 ライバル登場?! 出ましたぶりっこ娘!!
なんやかんやで人生初の友達が出来たルカ。
そんでもって何故だか、マユによる学校案内が始まった…。
まずは、近くにある大きな街の中から。
マユ「ここはね、フィッシュモルテ街って呼ばれててエルデでも有名な繁華街なんだよ♪」
楽しそうにクルクル回りながら説明するマユ。
説明される側のルカはと言うと……
ルカ「はぁ〜、荷物おもっ! マユ持たせれば良かったかなぁ〜?」
全然関係ない。
むしろ超どうでもいいことをブツブツと言いながら考えていた。
マユ「ねっ、ルカちゃん。とっても、楽しい所でしょっ! うわっ!!」
ルカ「あ?」
前を見ずに歩いていたマユが誰かとぶつかり転んだ。
マユの声を聴いてくだらない事を考えていたルカも思わずマユの方を見る。
???「イッタァ〜〜……」
なんかそこにはマユとピンクブラウン色の髪をした可愛らしい女の子が尻餅をついていた。
ピンクブラウン娘を見たルカは、
「なんだこいつ、私より遥かにブスじゃんかわいそぉ〜」
などと失礼極まり事を思っていた。
マユ「あああ、ユーリちゃんごめんっ!」
マユはピンクブラウン娘を「ユーリちゃん」と呼び近くにいた青っ洟を垂らした男の子に駆け寄る。
マユ「うわぁ〜、こんなに鼻水垂らすほどの衝撃だったんだね……。
本当にごめんっ、ユーリちゃんっ!」
洟垂れ小僧「ぽぇ〜…?」
マユ「本当にごめんね、ユーリちゃん!」
ユーリ「って、何と間違えてんのよ! ユーリはこっちよ!!」
マユ「えっ?きゃぁぁぁぁぁ、ウサギのぬいぐるみが喋ったぁぁぁぁぁ!!!」
ユーリ「誰が、ウサギのぬいぐるみだぁ! アホマユ!」
ルカ「マユってやっぱりアホだなぁ〜」
と遠目からルカはピンクブラウン娘とマユの愉快なやり取りを見ていた。
だから、あんたの方がもっとアホでバカですよ!
と言いたくなるのは私だけでしょうか……?