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Re: 美少女、みつけました。 投票お願いしま〜す^^ ( No.139 )
日時: 2012/12/13 21:42
名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)

番外編 リア友にむけて。受験頑張れよう!


これは、瀬菜が、小学6年生の頃...。


「え、瀬菜、受験受けるの!?」

結華が驚いたような声を上げる。


「うん。だって、結華も受けるんでしょ?」

「...ん。まぁね...。」


「南海中...かぁ。楽しそうだもん。受ける!」


「んじゃ二人で受かろーぜ!!」

「おお〜!!」

瀬菜と結華はニコッと二人で笑い合うと、勉強を始めた。



受験の日、二人は、初めて南海中に訪れた。


奇麗な校舎に、見慣れない器具。

二人はキラキラと目を輝かせて校舎を回ろうとした。


「早く集まって下さい〜!!」

そんなのもつかの間、先生に呼び出される。


「ココが、私の受験を受ける教室か...。」

残念な事に、結華と瀬菜は別れてしまった。

正真正銘の、一人。


周りを見回す。

すると、一人の少年が目に入った。


受験直前にもかかわらず、キラキラとした笑顔で周りの人の緊張をほぐしている。


瀬菜も、その少年の笑顔で緊張をほぐされた一人なのだから、間違いない。

受験の問題は、緊張がほぐれたおかげか、冷静に解く事が出来た。



結果発表が待ち遠しい。

その日になると、まよわず結華とともに結果が書いてある掲示板をみる。

「い...い...一ノ瀬...あった!」

瀬菜も、結華も合格していた。

二人は顔をあわせると声をあわせて言った。


「「サクラサク!!」」

彼女が私立に通っていたか...は、今まででてはいなかったものの、こんなことがあり、中学は、私立に通っていた事になっている。

それはさておき。



「好きです!」


「は?」

瀬菜は顔をあげた。
間違いない、あの少年。あの時、緊張をほぐしてくれた少年。


瀬菜は、照れて、どうしたらいいかと迷い、結局...


ボスッ

やっちゃった〜!!

そう考えながらも、瀬菜は思っていた。



(参ったなぁ、私、絶対、コイツのことが好きになる!)

とりあえず...、どうしようか?コイツ。

保健室に運びつつ、頬を赤く染めた。

瀬菜の心は、桃色にそまっていた。






           You can do it!!



    たっちん、ラスボスに捧ぐ