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Re: 美少女、みつけました。 投票お願いしま〜す^^ ( No.173 )
日時: 2012/12/31 23:10
名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)

番外編 年越しスペサル 大晦日ナウ

「ハッピーニューイヤー!!!!」



バーンッ

クラッカーがけたたましくなる。


「あの、ねぇ...」

「なーに?瀬菜ちゃん!」


俺、日向は、ニコニコと、瀬菜ちゃんの顔を覗き込む。


「言いたい事は、三つ。」

瀬菜ちゃんは、イライラとした表情で、言い放った。

「その1。五月蝿い。」


「えぇー?」

「その2。今忙しい!!なんで手伝わないわけ?」


「うぅ〜。」


「その3。まだ年越してない!!いま、大晦日!!!」


「まぁまぁ、瀬菜。伊歩もあたしも栞里ちゃんも手伝ってるし、なぜか、会長さんや、新聞部長さんなども来ているけど、許してあげなよ〜!」


そういいつつ、結華ちゃんは、くすっと笑った。


「よかったね〜、みんなで年こせそうで。」


そうなのだ。なぜか、色々とあって、このメンツで年を越す事になったのだ。



「ようするに作者の事情ってヤツか...((ボス」


瀬菜ちゃんが、ものすごい勢いで殴ってきた。
わざわざ、なぜか軍手をはめている。

「なにするんすか...てゆーか、なんで軍手をはめているんスか?」


「そーゆーこと、いっちゃいけないんだよ!あと、私、手、腐らせたくないし。」


「どーゆーことっすか!?」


「にゃ!ゆ、結華!泡ふいているにゃ!」


「あ、やべっ!!」

今、女子の皆さんは、料理をしているらしい。


「俺も、真面目に待ってますか...」


「.........」

無言。
すっげー無言。


「あ、そうだ、新年のめあてでも、たてますか!」

俺は、そういうと、笑いかけた。

「お、いいな、日向。じゃ、あたしは、今年こそ、主要カップルになる!!」


「どういうこと!?」

「いや、だって、あたし、どんどん、出番消えているってか、刹那なんか、存在ごと消えているっていうか...。」

「んーと、あたしはにゃ、そうだにゃ、今年こそ、背、高くなるにゃ!!200センチくらい!」

「そんなにあったら、ヤバいっすよ!」

「私は、今年は、最大のスキャンダルをすっぱぬきます!!」

聞いてなかったのにいってきた!

なにこの新聞部長!

「わたくしは、もう一度会長になりますわ!」

「きっとなれます!やる気ある人、ほとんどいませんから!」


そこまでいったあと、瀬菜ちゃんに目をむけた。

「瀬菜ちゃんは?」

「私!?私は、日向と...」

「え?」

「こ、今年から!日向に振り回されなくなる!」

「そっかー。」

真っ赤になった瀬菜ちゃんをみながら、俺は、半分涙目でいった。