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Re: 美少女、みつけました。 絵師さん募集中! ( No.193 )
日時: 2013/01/28 16:00
名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)

「ほわぁぁぁぁ!!」

亜は、目を輝かせた。

「奇麗な人たちですぅ...。」


南海中の美少女とされる少女達は、亜にとっては、国宝級の人材だった。


(...自分もその中の一人とは気づいていない。)


「ほ、ほんと、こんな国宝級の人達と同じ空気を吸うなんて、私にはもったいないです...。」


そういうと、しゅん、とした表情で、見回した。


「せ、せめて、迷惑をかけないように、隅っこを歩こう...。」



そうして、亜は、教室の戸をいそいそとあけ、自分の指定席に座った。


「私なんかを、のせたくないですよね、椅子も、机も...本当ゴメンナサイ!」


「...変な人、発見...。もぐもぐ。」

「!?」

亜は、前をむくと、そこには...

「こ、国宝級のイケメンさんですぅ!!!」

一見美少女に見えてしまうような美少年だった。

「ま、前の席に、こ、こんな可愛らしい方が...私と同じ空気をすわせてごめんなさい!」


亜は、こんな美少年をみていたら、美少年が腐ってしまう、と考え、隣を向いた。

「ほわわわわわ!!!」

隣も、国宝級のイケメン。
もの静かでいかにも頭が良さそうだ。


「えっと...」

いそいで、もう片方をみても...

「な、なななななんでですか?」

「なんでって?えーと、キミは、亜ちゃん、だっけ?」

そこにも活発そうなイケメン。


慌てて後ろをみても...


「き、奇麗すぎます......。」


そう。

メガネでよくは見えないが、とにかくどう見てもイケメン。



亜は、いきなりの展開に動揺していた。









第6話 自虐的な美少女