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「え？海翔君、また呼び出しですか？」

「そうだけど、なんで聞くの？」

「ごめんなさい、私なんかが、よけいなお世話ですよね...。」


「う...」

涙目になった、水野さんを見る。


すると、俺の視線に気づいたのか、水野さんは俺に助けを求めてきた。

「えと...あの、その...」


かあっと真っ赤になった水野さんに、俺は聞いた。


「何？」


「う...本当、ごめんなさい！！」



「なんで、そんな謝っているわけ？自分でなにが悪いと思っているの？ただ、その場をしのぎたいだけなんじゃないの？」


俺は、機関銃のように連続して、質問をした。


「...くすん、」


「......藤堂さん、言い過ぎ...。」


「大丈夫？俺が付き添ってやるよ...。」


元はと言えば、海翔のせいだというのに、なぜか、慰める側に入っている。



俺は、別に、水野さんに聞いただけなのに...

可愛いとは思うが、やっぱり面倒くさいやつだ。