コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 美少女、みつけました。 小説大会〜〜♪・ω・)) ( No.59 )
日時: 2012/07/09 20:56
名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)
参照: すぎちゃいましたがww

番外編 笹へ願いを

「瀬菜ちゃん☆」

「何?」

「今日何の日か分かる〜!?」

「ハァ!?」

「今日は!なんと、七夕!!」

「だから??」


「一緒に願いごと書こ〜☆」

「...ん、別に良いけど。」



「そんなすぐに断らなくっても。...ってえ!?」

「別に、良いよ。ただし用意する費用は日向もちだよ?」

「よっしゃぁ!!」

「なんか楽しいこと考えてるな?」

「あ、結華ちゃん?」

「七夕だって。」

「へぇ。混ぜろよ♪」

「いいけど。どこでやんの?」

「あ。」


「ww考えてなかったのか?」

「ああ。」

「いーよ。あたしのマンションの屋上でやろうぜ!」

「お、サンキュ☆」







___________________________
結華の家にて。


「わぁ!!きれいだな☆」

「わ...あ。凄い。」


「よし、願い事書いた短冊は?」

「書いたぞ〜!」

「書いたけど?」

瀬菜ちゃんから短冊を受け取る。
ピンク色の短冊。
ほのかな甘い香りがする。

願い事は...

短冊を星の光に当てようと試みるが、全く見えない。


残念。



それにしても、奇麗だなぁ。星。

「...来年も見れるかなぁ。天の川。」

「ん?瀬菜ちゃん、何か言った?」

「ううん。」


笹が、風に揺れる。

「ありがと。誘ってくれて。」

「瀬菜ちゃん。晴れて良かったね。」

「...うん。」




奇麗な天の川と、風に揺れる短冊のついた笹がふわりと揺れる。





そこに書いてある文章は、

二人が一致で、

”いつまでも愉快な仲間と一緒にいれますように。”

だったのを日向は最後まで知らなかった。

(ちなみに、結華は、”来年こそは大会に優勝!”だった。)