コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 美少女、みつけました。 小説大会〜〜♪・ω・)) ( No.76 )
日時: 2012/08/06 08:59
名前: 乙川暮愛 (ID: /eEAG2r9)

4章 図書室

あぁ、図書室って、どうしてこんなに眠くなるんだろ。

俺は図書室に来るたびそう思っていた。

でも、今は、興奮している。
どうしてかというと、俺のすぐ横に超可愛い子がいるからである。

「ねぇ、翔は、図書室、好きなのかにゃ?」

「あぁ、うう、まぁ。」

微妙な返事だったが、特に気にしていないようだった。


「「あのさ。」」

声があってしまい、思わず口ごもる。

そぉっと彼女の方を見ると、またもや視線までバッティングしてしまい、思わず目をそらす。

うわ。なんだこの、お見合い中の雰囲気は!!

「あ、あの本面白そうだにゃ...!」

彼女の視線の先にあったのは、”猫の気持ち”また猫かい!

栞里ちゃんは立ち上がると、一生懸命に手を伸ばし、とろうとするが、とる事が出来ない。


スッ

「はいよ。」

「あ、ありがと、にゃ。」


スッと顔が赤くなる。

彼女のわざと目を伏せる行為があまりにも可愛らしかったからだ。


彼女もどんどん赤くなっていく。

ヤバイ、抱きしめたい!!可愛い!!

その衝動をかろうじてとめ、気持ちを隠す。

栞里ちゃんに告白しよっかなぁ、と見てみる。

そして、口を開く。