コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【オリキャラあと一人】☆CLOVER☆ ( No.23 )
- 日時: 2012/05/11 15:22
- 名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: JkjZHF0x)
○o。. オリキャラ短編 もっふーと黒猫ちゃん!? .。o○
「ううっ、さっぶ〜」
寮のベッドの上で、ぐ〜っと伸びをしながら、こうつぶやく。
今日は季節外れの雪。
そして今日は、学校がお休みで、一日中学校で暮らしていいという創立記念日なのだ!
ミリアちゃん達と外で遊ぼうと思ったんだけど、これは無理だなぁ・・・・・・、多分。
そう思った瞬間、薄い水色のカーテンに、黒い影が見えた。
入ってきたのは・・・・・・女の子。
「やっほ〜! エリザです! 友達は家に帰っちゃって、リリーの所に来ちゃった☆」
「はあ・・・・・・」
「ねえ、一緒に遊ぼう!」
そういうと女の子は、あたしの腕をぐいっと引っ張った。
「ちょっと待って! あなたは誰?」
「あ、そっか・・・・・・あったことなかったっけ? 私、エリザ! よろしくねぇ〜」
エリザ・・・・・・。
確か、同級生にそんなのいたような。
そう言って、女の子は綺麗な紅い髪を、少しとかした。
「それで・・・・・・この子は私のフェアリー、チェイン! チェイン、あいさつしてあげて?」
エリザちゃんが言い終わるか終わらないかの瞬間に、エリザちゃんの足元から、黒猫が出てきた。
だけど、そのフェアリーは、何もしゃべらない。
あたしがチェインと呼ばれたフェアリーをなでようとすると、エリザちゃんは、ポンと、何かを思い出したかのように手を叩いた。
「あ、そっかぁ! チェインは、私以外には誰にも懐かないんだった! ごめ〜ん」
エリザちゃんが申し訳なさそうに、苦笑いしながらそう言うと、エリザちゃんの足元で、チェインがゴロゴロとのどを鳴らしながら顔をこすりつけていた。
「チェイン・・・・・・ちゃん、可愛いね! そうだ、あたしのフェアリーも見る?」
あたしはなんだかおかしくて、ついクスクスと笑った。
「良いの? みたい!」
エリザちゃんがキラキラした目でそういうと、あたしの肩からもっふーがひょこっと顔を出した。
「きゃー! かっわいー! ダンス出来そうだね! 名前、なんて言うの?」
「もっふー。もふもふしてるから」
あたしはちょっと恥ずかしかったけど、元気よくそう言った。
エリザちゃんは、もっふーをなでて、ニコニコしている。
バリッ
突然、窓ガラスが割れたようなうるさい音がした。
見ると、もっふーのアプリコットの顔面に、大きな引っかき傷がある。
その横で、チェインが満足げな顔ですんと澄ましている。
エリザちゃんともっふーが仲良さそうにしてるのが、気に食わなかったみたい。
「きゅー・・・・・・」
もっふーは耳としっぽを丸めて、またあたしの肩の影に隠れた。
「ご、ごめん! チェインが・・・・・・」
エリザちゃんが慌てふためいて、もっふーを触ろうとする。
もっふーの震えが振動として、こっちに伝わってくる。
「だいじょーぶ! もっふーは丈夫だから! ね、もっふー?」
「くー・・・・・・」
それからチェインちゃんともっふーはずっと喧嘩して、エリザちゃんをあわてさせていましたとさ!
〜編集後記〜
意味不明でごめん><
キャラ、あってるかな?
チェインの鳴き声が分からなかったから、喋らせなかった!←
ごめん・・・・・・(汗)