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Re: 僕らの友達 ( No.24 )
日時: 2012/06/11 20:37
名前: 蓮 (ID: nlCdadAl)

     〜第4話〜 ☆瑠璃☆
     ○o。.突然の知らせ.。o○


「今日は残念な話があります。」

何だろう。

「柊さんのお母さんがお亡くなりになりました。」

はぁ?!
僕らを生んでくれたお母さんの事?


いや。それ以前になんで先生が知ってるんだ?

「なんで先生が分かるんですか?」

紅があっさりと聞いた。

「あなたのお母さんは、ここで生まれ、育ったのです。
なので、生まれ故郷に連絡が来たのです。」

「なんで逝っちゃったんですか?」

またしてもアッサリと・・・。

「焼身自殺です。」

うわぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・。


*     *     *


生まれる前の事を思い出した。
こんな昔の事、憶えてるはずないのに・・・・・・。


暗かった。何も出来ない。何も無い。
ここはどこ?
なんで言葉を知っているの?
僕は何かの生まれ変わり?

僕は、気を失いたかった。







無理だった。
真っ暗な中、一人ぼっちだった。

そんな時・・・・・・

〔1人じゃないよ〕

誰かの声が、ここじゃないところから聞こえた。

声があるのかな。

じゃあ、どうして僕の声が聞こえたんだろう。

〔聞こえるよ。僕達、もうすぐ生まれるんだ。〕

う・・・まれる・・・?


*     *     *


あの声は誰だろう。
なんで思い出したんだろう。

それ以前になんで焼身自殺なんか・・・。

「なんで焼身自殺したんですか?」

「多分、離婚のセイでしょうね。」

ガーーーン!


というか、なんで 紅が僕と同じ事聞くんだ?

いや、その前に なんでこんな感じで質問してるんだ(-_-;)


*     *     *


家 *夜*

「なんで、僕の思った事が分かったの?」

思いきって聞いてみた。

「なんでって・・・、生まれる前の事覚えてないの?」

「え・・・。」

あの時の声は紅だったのか。

2卵生だから声が別の所から聞こえたのかな。

「おやすみ。(-_-)zzz」

もう寝たの?!

「おやすみ。」


*     *     *




「起きろおぉぉぉ!!!!!」

いつも通りの朝。

いつも通りの授業。



いつも通りの(?)クラブ。

「え〜、今日は、目標を決めます!」

茜は、いつも通りに話を進めている。
もう呼び捨てでOKなので♪

えっ?目標?

「はいっ!」

浅葱が手を上げた。

「はい!浅葱!」

「一日3000回縄跳び!」

「「「できるかあああぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁあぁああぁあ!!!」」」

「はいっ!はいはいっ!」

僕は手を上げた。(頼りないんだもん!)

「瑠璃!どうぞ!」

「1日3善」

「1善じゃなくて3善?」

琥珀が聞いてきた。

「そうだよ。1善なら普通にできるでしょ? 3善はだろうね♪」

少し楽しみ♪


     ○o。.終わり.。o○ ☆瑠璃☆