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Re: 僕らの友達 ( No.31 )
日時: 2012/06/15 20:42
名前: 蓮 (ID: nlCdadAl)

〜第6話〜 ☆瑠璃☆
     ○o。.ドッペル.。o○


「はぁ〜ぁ・・・。」

僕は、今、考えている事がある。

「ふぅ・・・。」

紅も何か悩んでいるようだ。

そんな時
事件が起こった。





ギキキキイィィーーーーーーー!!!!!



この音の直後、僕は・・・・・・・・




*     *     *


目が覚めると、そこには・・・、僕がいた。

「えぇ!?」

ん?
あれ?

この声、僕のじゃない。
もっと高くて女っぽい・・・。

・・・え?
女っぽい?


なるほど!僕は男の体になっているん・・・・・・・・・・・・・・はぁ!?

起き上がってみると、赤茶色で、少し長髪の髪があった。

僕は布団にもぐった。
夢なのならこれで覚めろ!

「おいっ!お前!」

もう一人の僕が叫んだ。
夢じゃない(泣)

「お前、紅か?」

僕が聞いた。

「ああ。」

もう一人の僕が答えた。

「なんでこうなったんだ?」

どうやら、僕と紅の体が入れ替わったらしい。

「つまり、しばらくこのままかもと?」

「そう言う事になる。」

「嫌だ」

「僕もだ」

「どうしようか」

「風呂どうするんだ?」

「なんで風呂の話になるんだよ。」

「どうするのかなって」

「入らなかったらいいだろ。一日くらいなら大丈夫だ。あと、明日は休日だ。」

「そうだな。」

適当な雑談をしていた。

「そう言えば、ここどこ?」

ここは、病院にしては窓も何もない。全体が白い。
あるのはベットが2つ。あとは真っ白な扉があるだけだ。

「さぁ。分からない。気がついたらここにいた。」

はぁ!?


その時、扉の外から、
僕らと同じくらいの子2人の足音が聞こえた。

そのあと、扉の前で足音が止んだ。


ガチャッ


え・・・。

そこには、僕達がいた。

「僕達は、鏡の世界からきた、君たちの分身
『ドッペルゲンガー』
だ。」

紅みたいな人が言った。

「そして、君たちが交換されているのは、トラックに撥ねられたからそのショックだ。
今から、君たちを元の世界に戻す。」

僕っぽい人が言った。

じゃあ、ここは何の世界だったんだ?
一方的に喋られてるし・・・。

「あっ、でも、しばらく 同じ世界にいるので。」

「え!? まぁ、それは置いといて、『ドッペルゲンガー』って、死期が近かったら出るんじゃないの?」

「死期が近かったから出たんですよ。」

あ。トラック。

その瞬間、部屋が光り出した。


*     *     *


うぅ・・・。
ここはどこだろう?

そうか、ドッペルゲン・・・ うわあああぁぁぁぁ!

ガバッと起きたら、足が痛んだ。

「あ!」

もとの体に戻っていた。

隣には、紅が寝ていた。

もういいやw

僕も寝ておこうかな。


夜遅いみたいだし・・・・・


          ○o。.終わり.。o○ ☆瑠璃☆